POLICE INTERVIEW GUIDE
警視庁警察官採用試験の
面接対策
面接の概要・面接カード・質問例・対策手順をまとめて解説
「警視庁の面接では何を聞かれる?」
「面接カードには何を書けばいい?」
「どの順番で対策すればいい?」
警視庁警察官採用試験では、第二次試験で個人面接が行われます。
筆記試験を通過しても、面接で警察官としての適性や志望度を示せなければ最終合格には届きません。だからこそ、質問を眺めるだけでなく、面接カードと回答を一体で準備することが大切です。
この記事でわかること
- 面接の実施形式と時間の目安
- 面接カードで準備しておく項目
- 一類・三類で聞かれた質問例
- 合格に向けた5段階の対策手順
警視庁警察官採用試験の面接概要
面接では、志望動機やこれまでの経験などを通して、警視庁の警察官として働く意欲や適性が確認されます。
面接時間と面接官数は、過去の受験者情報をもとにした目安です。年度・試験区分・当日の進行によって異なる可能性があります。配点は公表されていません。
30分前後の面接では、最初の回答から複数の深掘り質問へ展開することがあります。答えを丸暗記するよりも、経験や考えを自分の言葉で説明できる状態を目指しましょう。

最初の回答だけを作って安心する方は少なくありません。面接では「なぜ?」「具体的には?」まで答えられるかが重要です。
面接カードは事前準備が重要
面接カードは、面接官が受験者の経歴や人柄を把握し、質問を組み立てるための資料です。
過去の受験者情報では、第二次試験当日に限られた時間で記入した例があります。内容をその場で一から考えずに済むよう、次の項目を事前に整理しておきましょう。
準備しておきたい主な項目
- 志望動機
- 自己PR・長所・短所
- 学歴・職歴・アルバイト経験
- 部活動・スポーツ歴
- 資格・運転免許
- 趣味・特技・読書
- ボランティア活動
- 希望する仕事・部署
- 受験歴・併願状況
- 事故・違反・処分歴
注意
上記は2024年度を含む過去の受験者情報をもとに整理したもので、最新年度の面接カードと完全に同じとは限りません。必ず受験案内や当日の指示を優先してください。
面接カードと口頭回答を一致させる
カードに「粘り強さが長所」と書いたのに、話すエピソードから粘り強さが伝わらなければ、説得力は弱くなります。
私の長所は責任感です。警察官になっても責任感を生かして頑張ります。
責任をもって取り組んだ具体的な場面、途中で起きた問題、自分が取った行動、得た学びまで説明する。
警視庁の面接で聞かれた質問例
ここからは、受験者から寄せられた情報をもとに、一類(大卒程度)と三類(高卒程度)の質問例を紹介します。
質問内容は年度や受験者によって異なります。同じ質問が出ると断定できるものではなく、回答準備の材料として活用してください。
一類(大卒程度)の質問例
志望動機・職務理解
- 自己紹介をしてください。
- 警視庁を志望する理由を教えてください。
- なぜほかの道府県警察ではなく、警視庁なのですか。
- 警察官としてやりたい仕事は何ですか。
- 希望する部署に配属されなくても大丈夫ですか。
- 警視庁にどのような印象をもっていますか。
- 併願先と、その志望理由を教えてください。
自己PR・これまでの経験
- 長所と短所を簡潔に教えてください。
- これまでで最も頑張ったことは何ですか。
- アルバイト経験から何を学びましたか。
- 集団生活を経験したことはありますか。
- もっている資格を警察官の仕事にどう生かせますか。
- 自己啓発として取り組んでいることはありますか。
- 趣味や特技を始めた理由を教えてください。
人間関係・生活・時事
- 警察官を目指すことについて、家族は何と言っていますか。
- 友人からどのような人だと思われていますか。
- 集団生活で気をつけることは何ですか。
- 最近気になったニュースと、その理由を教えてください。
- 普段、ニュースをどのように確認していますか。
- 最近読んだ本の内容を簡潔に説明してください。
- 事故や違反の経験はありますか。
三類(高卒程度)の質問例
志望動機・職務理解
- 警視庁を志望する理由は何ですか。
- 地元の警察ではなく、警視庁を選んだ理由は何ですか。
- 警視庁でやりたい仕事は何ですか。
- 希望する部署に配属されなくても大丈夫ですか。
- 警察官の仕事内容をどの程度知っていますか。
- 不合格だった場合はどうしますか。
学校生活・自己理解
- 学校では何を学んでいますか。
- 得意教科と、その理由を教えてください。
- 部活動で苦労したことは何ですか。
- 部活動で学んだことを警察官としてどう生かしますか。
- 長所を具体的なエピソードとともに教えてください。
- 短所を改善するために何をしていますか。
- 仕事やアルバイトでつらかったことをどう乗り越えましたか。
生活・適性・時事
- 集団生活の経験はありますか。
- 寮生活や一人暮らしに不安はありますか。
- 運転免許をもっていますか。未取得なら取得予定はありますか。
- 最近気になっているニュースは何ですか。
- 普段、新聞やニュースをどのように確認していますか。
- 最近読んだ本でおすすめの一冊を教えてください。
- 警察官になることについて、家族は何と言っていますか。
質問を見た後にやること
- 自分の回答を作る結論と理由を短くまとめる
- 根拠となる経験を加える場面・行動・結果を具体化する
- 深掘り質問を考える「なぜ」「具体的には」に備える
- 声に出して練習する暗記ではなく自然に話せる状態にする
- 第三者に確認してもらう伝わり方と印象を客観視する
警視庁の面接対策
質問は確認できた。でも、自分の回答に自信がない方へ。
- 警視庁で聞かれた質問をもとに準備
- 面接カードと回答内容を具体化
- 一人では気づきにくい改善点を確認
必要な方だけご利用ください。無料記事だけでも対策を進められます。
警視庁の面接対策を進める5ステップ
過去の経験を棚卸しする
学校生活、部活動、仕事、アルバイトなどを振り返り、課題に直面した場面と自分が取った行動を書き出します。
警察官と警視庁への志望動機を分ける
「なぜ警察官か」と「なぜ警視庁か」は別の問いです。警察官を目指したきっかけと、警視庁で実現したいことを整理しましょう。
結論・理由・具体例で回答を作る
最初に結論を述べ、理由と経験で裏づけます。長く話しすぎず、面接官が追加質問をしやすい余白を残すことも大切です。
深掘り質問を準備する
各回答に対して「なぜ」「どのように」「ほかの方法は」「警察官としてどう生かす」の4方向から問い直します。
模擬面接で伝わり方を確認する
内容だけでなく、声量、表情、視線、姿勢も確認します。録画すると、自分では気づきにくい癖を見つけやすくなります。
面接官が確認したいのは、華やかな実績だけではありません。経験から何を考え、どう行動し、警察官の仕事にどう生かすのかを一貫して説明できることが重要です。
警視庁の面接に関するよくある質問
警視庁の面接で落ちやすい人の特徴はありますか?
職務理解が浅い、回答に具体性がない、質問に対して結論がずれる、声量や姿勢などの印象面に課題がある場合は注意が必要です。自分だけでは判断しにくいため、模擬面接で客観的な意見をもらいましょう。
面接対策はいつから始めればいいですか?
一次試験の合格発表後ではなく、筆記対策と並行して始めるのがおすすめです。まずは週に1回、経験の棚卸しや志望動機の整理から進めれば、筆記学習への負担も抑えられます。
回答は暗記したほうがいいですか?
文章を丸暗記する方法はおすすめしません。想定外の深掘りで崩れやすく、不自然な話し方にもなります。結論、理由、具体例の要点を覚え、自分の言葉で話す練習をしてください。
時事問題はどのように準備すればいいですか?
ニュースの概要だけでなく、なぜ関心をもったのか、自分はどう考えるのかまで整理します。面接直前には、首相など回答が変わり得る情報を最新の公式情報で確認してください。
面接カードの内容は毎年同じですか?
同じとは限りません。過去の項目は準備の参考になりますが、最新年度の受験案内と当日の指示を優先してください。
まとめ|質問確認の次は回答を作ろう
- 面接は個人面接で、30分程度が一つの目安
- 面接カードは質問の土台になるため、事前準備が重要
- 一類・三類とも志望動機、経験、適性、時事が問われる
- 回答は結論・理由・具体例で組み立てる
- 最後は模擬面接で伝わり方を確認する
まずは、この記事の質問例から答えにくいものを10個選び、自分の回答を書き出してみてください。準備すべき弱点が見えやすくなります。

公務員採用.jp
江本 浩大 Kodai Emoto
公務員試験の指導を14年間やっています。
新卒で大手公務員試験予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として9年目。
2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。
