【消防官一類・三類】東京消防庁採用試験の倍率推移

【東京消防庁】採用試験の倍率推移

東京消防庁の消防官を目指す受験生の皆さん、こんにちは!

「東京消防庁の採用試験って、倍率はどれくらいなんだろう?」

「試験の難易度を知って、しっかり対策を立てたい」

この記事は、そんなあなたのための「東京消防庁消防官採用試験の倍率」に関する情報を網羅しています。

最新の2025(令和7)年度の試験倍率速報から、過去の推移まで、この記事一つで全てが分かります。

数字だけを見て不安になるのではなく、正しい情報を武器に、合格への一歩を踏み出しましょう!

目次

【速報】2025年度東京消防庁採用試験の倍率

先日発表された2025(令和7)年度東京消防庁採用試験の最終結果を見ていきましょう。

ご自身が受験された方は結果の確認を、これから受験を考えている方は、最新の試験のリアルな難易度としてぜひ参考にしてください。

一類1回目

試験区分受験者数合格者数最終倍率
教養型2,309人562人約4.1倍
適性型597人154人約3.9倍

2025(令和7)年度の一類1回目の最終倍率は、全体で約4倍という結果でした。依然として人気が高く、最終合格のためにはしっかりとした対策が必要であることがわかります。

一次試験と二次試験それぞれの詳しい倍率の内訳や、合格者の傾向といったより詳細な分析については、以下の速報記事で解説しています。ぜひ合わせてご覧ください。

【2024年度】東京消防庁採用試験の倍率

次いで、比較対象として2024(令和6)年度の最終倍率を見てみましょう。1年間の全体の難易度を把握するのに役立ちます。

採用区分受験者数合格者数最終倍率
一類(1回目)2,966人569人約5.2倍
一類(2回目)1,192人106人約11.2倍
Ⅲ類2,500人379人約6.6倍
  • 一類1回目は教養型と適性型の合計値です。

2024年度のデータで特に注目すべきは、一類2回目の倍率の高さです。11倍超という数字は、公務員試験の中でも特に厳しい競争であることを示しています。

年によって採用数や受験者数は変動しますが、こうした過去のデータから試験の傾向を掴んでおくことが大切ですね。

東京消防庁採用試験の倍率推移

ここでは、東京消防庁採用試験の倍率を「一類(大卒程度)」と「三類(高卒程度)」に分けて、過去からの推移を紹介します。

一類(大卒程度)

一類(大卒程度)の採用試験は、年に2回(6月頃と9月頃)実施されます。それぞれの倍率の推移を見ていきましょう。

第1回

実施年受験者数合格者数倍率
20252,9067164.1
20242,9665695.2
20232,4737903.1
20223,3563649.2
20212,8353957.2
20202,9764376.8
20193,8614418.8
20184,57240711.2
20174,89027917.5
20164,83736513.3
20155,08542412.0
20145,89239015.1
東京消防庁消防官採用試験一類の実施状況(第1回)
  • 2024年度以降の受験者数・合格者数は教養型と適性型の合計値です。

第2回

実施年受験者数合格者数倍率
20241,19210611.2
20231,2541637.7
20221,2521876.7
2021実施なし
20207471186.3
20191,2877616.9
20181,4715825.4
20172,24610521.4
20162,69110725.1
20152,88923312.4
20143,30221915.1
東京消防庁消防官採用試験一類の実施状況(第2回)

三類(高卒程度)

実施年受験者数合格者数倍率
20242,5003796.6
20232,5943148.3
20222,7424286.4
20214,67823120.3
20204,0055227.7
20195,72320927.4
20186,50036817.7
20176,91334719.9
20166,82937018.5
20157,14849614.4
20147,20740617.8
東京消防庁消防官採用試験三類(高卒)の実施状況

近年の倍率は、一類・三類ともに落ち着いてきている傾向が見られます。

とはいえ、6倍を超える年も多く、依然として簡単な試験ではないことがわかりますね。


出典元:職員採用選考・試験結果(東京消防庁採用サイト)

【要注意】一次・二次試験ごとの倍率内訳

「最終倍率が約5倍」と聞いても、漠然としたイメージしか湧かないかもしれません。

しかし、採用試験は「一次(筆記)」と「二次(人物)」の2段階に分かれており、それぞれの倍率を知ることで、対策のポイントがより明確になります。

一次試験(筆記)の倍率

一次試験(教養試験)の倍率は、例年2倍〜3倍程度で推移しています。つまり、受験者の半分以上は、この筆記試験で不合格になるということです。

一類(第1回)

実施年受験者数合格者数倍率
20252,9061,2622.3
20242,9661,2572.4
20232,4731,2951.9
20223,3561,0673.1
20212,8351,2112.3
東京消防庁消防官採用試験一類 一次試験の実施状況(第1回)

一類(第2回)

実施年受験者数合格者数倍率
20241,1921956.1
20231,2543283.8
20221,2523793.3
2021
東京消防庁消防官採用試験一類 一次試験の実施状況(第2回)

三類

実施年受験者数合格者数倍率
202425009152.7
202325948173.2
2022274211762.3
202146788835.3
東京消防庁消防官採用試験三類(高卒) 一次試験の実施状況

二次試験(人物)の倍率

そして、合格の最大のカギとなるのが二次試験です。

二次試験の倍率は約1.5倍〜2.5倍。つまり、筆記試験を突破した優秀な受験生の中から、さらに半分程度が絞られる、非常に厳しい試験です。

一類(第1回)

実施年受験者数合格者数倍率
20251,1467161.6
20241,1445692.0
20231,2037901.5
20229163642.5
20211,1413952.9
東京消防庁消防官採用試験一類 二次試験の実施状況(第1回)

一類(第2回)

実施年受験者数合格者数倍率
20241801061.7
20233071631.9
20223331871.8
2021
東京消防庁消防官採用試験一類 二次試験の実施状況(第2回)

三類

実施年受験者数合格者数倍率
20247033791.9
20235703141.8
20228154281.9
20216272312.7
東京消防庁消防官採用試験三類(高卒) 二次試験の実施状況

これらの数字から分かる通り、教養試験の対策はもちろん、面接や体力検査といった人物試験の対策をいかに早期から進められるかが、最終合格を掴むための最も重要なポイントと言えるでしょう。

まとめ:東京消防庁採用試験の倍率を理解し、合格への一歩を踏み出そう

本記事では、東京消防庁採用試験の倍率について、最新の2025(令和7)年度の速報値から過去の推移、そして一次・二次試験ごとの内訳まで詳しく解説しました。

この記事のポイント
  • 最新(2025年度)の一類1回目の倍率は約4倍
  • 一類2回目は倍率が10倍を超えることもある最難関。
  • 一次試験(筆記)の倍率は約2~3倍
  • 二次試験(人物)は一次突破者の約半分が合格する厳しい試験。

倍率の数字だけを見ると、その高さに圧倒されてしまうかもしれません。

しかし、大切なのはその数字に一喜一憂することではなく、「合格するためには何段階もの選考を突破する必要がある」という事実を正確に理解し、正しい対策を立てることです。

特に、筆記試験を突破した優秀なライバルたちと競う二次試験が、最終合格の大きなカギを握っています。

「何から手をつければいいかわからない…」という方は、まず試験の全体像を把握することから始めましょう。

以下の記事で詳しい試験内容や対策方法を解説しているので、ぜひ次のステップとしてお役立てください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次