法務省専門職員採用試験の合格最低点(ボーダーライン)

法務省専門職員(人間科学)について、「何割取れば合格できるの?」「平均点は何点?」「合格者はどうやって決まるの?」といった疑問を抱える方は少なくありません。

本記事では、過去3年分の合格最低点を整理しながら、試験ごとの合格者の決定方法や仕組みもあわせて解説します。

ボーダーラインを知ることで、戦略的な学習計画を立てることが可能になりますよ!

目次

合格最低点(ボーダーライン)

法務省専門職員(人間科学)の合格最低点(ボーラーライン)をまとめています。

第1次試験の標準点表も掲載しているので、「どの試験で何点取れれば合格できるのか」の参考にしてください。

  • 2024(令和6)年度
  • 2023(令和5)年度
  • 2022(令和4)年度

2024(令和6)年度

法務省専門職員の合格点(2024年度)
区分一次試験合格点最終合格点
矯正心理A143420
矯正心理B262562
法務教官A181398
法務教官B216466
社会人A194431
社会人B201458
保護観察官270571

標準点換算表(矯正心理A・B)

標準点換算表(その他区分)

2023(令和5)年度

法務省専門職員の合格点(2023年度)
区分一次試験合格点最終合格点
矯正心理A140375
矯正心理B203502
法務教官A185408
法務教官B204480
社会人A198415
社会人B230481
保護観察官293605

標準点換算表(矯正心理A・B)

標準点換算表(その他区分)

2022(令和4)年度

法務省専門職員の合格点(2022年度)
区分一次試験合格点最終合格点
矯正心理A151421
矯正心理B230502
法務教官A189378
法務教官B226510
社会人A208397
社会人B208458
保護観察官220543

標準点換算表(矯正心理A・B)

標準点換算表(その他区分)

  • 出典:人事院ホームページ(https://www.jinji.go.jp)

平均点と計算方法

法務省採用試験の平均点と標準点の計算方法、配点比率を紹介します。

  • 平均点
  • 標準点の計算方法
  • 配点比率

平均点

基礎能力試験

実施年度矯正心理その他
202414.006
(4.363)
202317.722
(5.673)
202216.980
(5.091)
法務省専門職員の平均点(基礎能力試験)

専門試験(多肢選択式)

実施年度矯正心理その他
202421.467
(6.665)
16.946
(6.589)
202321.247
(5.895)
17.149
(6.856)
202221.625
(6.112)
16.754
(7.049)
法務省専門職員の平均点(基礎能力試験)

専門試験(記述式)

実施年度矯正心理その他
202422.883
(6.651)
19.550
(7.107)
202324.513
(4.962)
18.696
(7.111)
202222.863
(7.019)
22.667
(6.862)
法務省専門職員の平均点(基礎能力試験)

人物試験

矯正心理

実施年度A評価B評価C評価
2024231181134
2023235181133
2022231179133
法務省専門職員の平均点(人物試験)

その他

実施年度A評価B評価C評価
202416513296
202316013197
202216413296
法務省専門職員の平均点(人物試験)
  • 基礎能力試験の標準点は全区分共通。
  • 専門試験の標準点は, 矯正心理A・B2区分共通、法務教官A・B、社会人A・B,保護観察官5区分共通。
  • (  )は標準偏差。
  • 人物試験のD、E評価は不合格(足切り)

標準点の計算方法

標準点の計算式は次のとおり。

$$10\times\ 配点比率 \times(15\times\frac{素点-平均点}{標準偏差}+50)$$

配点比率

法務省専門職員の配点比率
区分矯正心理その他
基礎能力試験$$\frac{2}{11}$$$$\frac{2}{10}$$
専門試験
(択一式)
$$\frac{3}{11}$$$$\frac{3}{10}$$
専門試験
(記述式)
$$\frac{3}{11}$$$$\frac{3}{10}$$
人物試験$$\frac{3}{11}$$$$\frac{2}{10}$$
江本

標準点の一覧表は上述してあるので参考にしてくださいね!

合格最低点まとめ

法務省専門職員(人間科学)の合格最低点は、採用人数や問題レベルによって変動するため確かなことはいえませんが、最終合格も視野に入れるなら6割程度が一つの目安となります。

とにかく試験科目は多いので、きちんと出題傾向を理解して効率よく勉強することがポイントになります。やり方を間違えずに正しい道筋(出題傾向)を知り、それに沿って問題を解く。

そうすれば、科目・範囲ともに膨大な基礎能力試験の勉強は、これまでよりずっとラクに合格点を超えるようになると僕は考えます。

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