>noteでも有益情報を配信中!

刑務官採用試験の合格最低点(ボーダーライン)と平均点

刑務官採用試験では、筆記試験の正解数をそのまま合否判定に使いません。平均点と標準偏差から算出する「標準点」で判定します。

そのため、「何割取れば合格できるか」は年度や区分、地域によって変わります。まずは自分が受験する区分の合格最低点を確認しましょう。

この記事でわかること

  • 高卒程度・大卒程度の最新ボーダー
  • 2022〜2026年度の標準点シミュレーション
  • 平均点・標準偏差と標準点の計算方法
  • 合格に向けた目標点の決め方

なお、2026年度から刑務官の大卒程度試験が独立しました。従来の刑務官採用試験とは試験内容や配点が異なるため、本記事でも分けて解説します。

目次

刑務官採用試験のボーダー試算ツール

素点を入力すると、年度別の平均点・標準偏差を使って標準点を計算できます。合格最低点との差も自動で表示されます。

高卒程度試験

刑務A・刑務B・社会人・武道に対応しています。2022〜2025年度の従来試験を切り替えて比較できます。

刑務官採用試験(高卒程度)

第1次試験ボーダー試算ツール

基礎能力試験の素点から年度別の標準点を算出し、選択区分・地域の第1次試験合格点と比較します。武道区分は実技試験の加算点も入力できます。
標準点 = 10 × 配点比率 × (15 × (X−M)/A + 50)

01区分・年度を選ぶ

選択年度の平均点・標準偏差で計算します
試験区分
参照年度

02素点を入力

Total Score
0点
第1次試験の判定に使う得点です。武道区分は実技加算点を含みます。

03合格ラインと比較

区分・地域別の2022〜2025年度合格点
読み込み中
平均点・標準偏差の数値を確認・編集する

記事上の変更は一時的です。翌年度の平均点・標準偏差・合格点は、WordPress管理画面の「公務員試験ツール」から更新してください。

2022〜2024年度は記事掲載データ、2025年度は人事院公表値に基づく試算です。2024年度以前の「高卒・大卒」区分は、制度上の旧区分として収録しています。実際の合否を保証するものではありません。
・通常区分と社会人区分の第1次試験は、基礎能力試験の標準点で判定されます。
・武道区分は基礎能力試験の標準点に実技試験の加算点を合計します。2025年度はA評価33点、B評価0点、C評価は不合格です。過年度の武道比較は実技加算点0点を初期値としているため、B評価の場合の目安です。
・2025年度の「関東甲信越静」と2024年度以前の「関東」は、比較欄で同じ行にまとめています。
・最終合格点は作文・人物試験等を含むため、表示のみとし、このツールの得点とは直接比較できません。

大卒程度試験

2026年度の刑務A・刑務Bに対応しています。基礎能力試験と課題論文試験の素点を入力してください。

刑務官採用試験(大卒程度)

第1次試験ボーダー試算ツール

基礎能力試験と課題論文試験の素点から2026年度の標準点を算出し、刑務A・刑務Bの第1次試験合格点と比較します。
標準点 = 10 × 配点比率 × (15 × (X−M)/A + 50)

01区分・年度を選ぶ

2026年度の人事院公表値で計算します
試験区分
参照年度

02素点を入力

Total Score
0点
第1次試験に使われる基礎能力試験・課題論文試験の標準点合計です。

03合格ラインと比較

区分別の2026年度合格点
読み込み中
平均点・標準偏差の数値を確認・編集する

記事上の変更は一時的です。翌年度の平均点・標準偏差・合格点は、WordPress管理画面の「公務員試験ツール」から更新してください。

2026年度人事院公表値に基づく試算です。実際の合否を保証するものではありません。
・基礎能力試験の基準点は9点です。
・課題論文試験は問題1・問題2が各6点満点で、それぞれ3点が基準点です。合計点だけでは基準点未達を判定できないため、各問題の得点も必ず確認してください。
・最終合格点は人物試験等を含むため、表示のみとし、このツールの得点とは直接比較できません。

試算結果を見るときの注意

ツールが直接比較するのは第1次試験の合格点です。最終合格点には作文・課題論文・人物試験などが含まれるため、筆記の標準点だけでは比較できません。

刑務官採用試験の最新ボーダーライン

最新の合格最低点を、高卒程度と大卒程度に分けて紹介します。

2026年度|大卒程度試験

区分第1次試験最終合格
刑務A326点467点
刑務B353点432点
2026年度刑務官(大卒程度)採用試験の合格最低点

大卒程度試験の第1次試験は、基礎能力試験と課題論文試験の標準点を合計して判定します。

試験種目満点基準点平均点標準偏差配点比率
基礎能力30点9点12.969点3.9893/6
課題論文12点各問3点7.564点1.8472/6

課題論文は問題1・問題2が各6点満点です。合計6点以上でも、どちらかが3点未満なら基準点未達となるため注意してください。

2025年度|従来の刑務官採用試験

高卒程度試験は、区分と地域によって合格最低点が異なります。自分が受験する区分を開いて確認してください。

刑務Aの合格最低点
地域第1次試験最終合格
北海道150381
東北164356
関東甲信越静150329
東海北陸150356
近畿150356
中国150378
四国150354
九州204462
沖縄407611
刑務Bの合格最低点
地域第1次試験最終合格
北海道218435
東北218449
関東甲信越静164395
東海北陸177381
近畿164435
中国164368
四国218489
九州150405
刑務A(社会人)の合格最低点
地域第1次試験最終合格
北海道150370
東北204408
関東甲信越静150368
東海北陸177462
近畿164381
中国258570
四国177非公開
九州191536
刑務B(社会人)の合格最低点
地域第1次試験最終合格
北海道191395
東北258522
関東甲信越静150462
東海北陸--
近畿191503
中国245非公開
四国非公開-
九州231非公開
刑務A(武道)の合格最低点
地域第1次試験最終合格
北海道164403
東北197401
関東甲信越静150343
東海北陸150354
近畿150354
中国150408
四国150368
九州183401
沖縄150354
刑務B(武道)の合格最低点
地域第1次試験最終合格
北海道183387
東北251非公開
関東甲信越静177381
東海北陸--
近畿164368
中国224428
四国245449
九州237441

2025年度の基礎能力試験は40点満点で、基準点は12点です。平均点は21.984点、標準偏差は6.352でした。

過去のボーダーライン

高卒程度試験の試算ツールには、2022〜2025年度の合格最低点を収録しています。

年度基礎能力の平均点標準偏差
2025年度21.9846.352
2024年度22.8846.330
2023年度20.0516.046
2022年度19.4936.267

2025年度以前は、高卒程度と大卒程度を分けない従来の試験です。2025年度の「関東甲信越静」は、過年度比較では2024年度以前の「関東」と同じ行にまとめています。

区分・地域を選択すると、各年度の第1次試験と最終合格の最低点が表示されます。過去の傾向を確認したい場合は、高卒程度試験の試算ツールを利用してください。

刑務官採用試験の標準点の計算方法

基礎能力試験や作文・課題論文試験は、次の式で標準点に換算されます。

標準点=10×配点比率×{15×(素点-平均点)÷標準偏差+50}

  • 素点:試験で取った正解数や評価点
  • 平均点:その年度の受験者全体の平均
  • 標準偏差:得点のばらつきを表す数値
  • 配点比率:試験全体に占める各試験種目の割合

同じ20点でも、平均点が低い年度ほど標準点は高くなります。反対に、平均点が高い年度では同じ正解数でも標準点が下がります。

これが、刑務官採用試験のボーダーを「正答率○%」だけで判断できない理由です。

刑務官採用試験では何点を目標にすべきか

結論として、過去の合格最低点ぴったりではなく、ボーダーを安定して上回る素点を目標にしてください。

高卒程度は平均点以上を最初の目標にする

2025年度の基礎能力試験の平均点は21.984点でした。まずは22点前後を安定して取れる状態を目指すのが現実的です。

でも、沖縄や一部の競争が厳しい区分では、平均点を超えただけでは届かない場合があります。必ず自分の区分・地域の数値と比較してください。

大卒程度は課題論文も第1次試験に含まれる

大卒程度試験は、基礎能力試験だけでなく課題論文試験も第1次試験の得点に含まれます。

基礎能力試験だけでボーダーを判断せず、課題論文を含めた標準点合計で確認してください。

基準点ぎりぎりを目標にしない

基準点は「ここを下回ると不合格になる点」です。合格の目標点ではありません。

年度によって平均点や倍率は変動します。過去の最低点より少し上を取るのではなく、複数年度で通過圏に入るかを試算してください。

刑務官のボーダーラインに関するFAQ

刑務官採用試験は何割取れば合格できますか?

一律に「○割」とは決められません。素点を平均点・標準偏差で換算するため、同じ正解数でも年度によって標準点が変わります。試算ツールで自分の区分・地域と比較してください。

最終合格点と筆記試験の点数を比較できますか?

直接は比較できません。最終合格点には作文・課題論文・人物試験などの標準点が含まれます。筆記試験の素点だけで最終合格を判定することはできません。

武道区分の実技試験はどう入力しますか?

2025年度はA評価が33点、B評価が0点です。C評価は、他の試験種目の成績にかかわらず不合格です。過年度は記事内に実技加算点がないため、ツールの初期値を0点としています。

2025年度以前の大卒者はどのツールを使いますか?

2025年度以前は、高卒程度と大卒程度を分けない従来の刑務官採用試験でした。過去データを確認するときは、高卒程度試験のツールを使用してください。

まとめ|自分の区分・地域でボーダーを確認しよう

刑務官採用試験のボーダーラインは、年度・区分・地域によって異なります。全国共通の正答率だけを目標にするのは適切ではありません。

  • 高卒程度は2022〜2025年度を比較する
  • 大卒程度は基礎能力と課題論文を合計する
  • 基準点ではなく、地域別の合格最低点を確認する
  • 最終合格点は人物試験などを含むため参考値として見る

まずは試算ツールに現在の素点を入力し、どの科目をあと何点伸ばすべきか確認してみてください。

目次