気象大学校を目指している人の中には、「倍率(合格率)ってどれくらいなんだろう?」と気になっている人も多いと思います。
結論から言うと、2025年度の実質倍率は3.7倍(合格率27.0%)でした。
この数字だけ見ると「意外と低い?」と感じるかもしれませんが、実はそう単純な話ではありません。
この記事では、気象大学校の倍率推移と、倍率の数字に惑わされないための注意点を解説します。
気象大学校の倍率推移
気象大学校学生採用試験の倍率推移をまとめています。
2025年度の実質倍率は3.7倍
2025年度(令和7年度)気象大学校の実質倍率は3.7倍でした。
2018年度の10.4倍と比較すると約3分の1の水準まで下がっています。


倍率は低下傾向
過去の推移を見ると、2022年度から受験者数は増加しています。
しかし、採用数も増加しているため、倍率は低下傾向にあります。
| 実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 230 | 62 | 3.7 |
| 2024 | 269 | 66 | 4.1 |
| 2023 | 244 | 58 | 4.2 |
| 2022 | 185 | 29 | 6.4 |
| 2021 | 208 | 34 | 6.1 |
| 2020 | 227 | 42 | 5.4 |
| 2019 | 261 | 31 | 8.4 |
| 2018 | 334 | 32 | 10.4 |
| 2017 | 319 | 44 | 7.3 |
| 2016 | 301 | 64 | 4.7 |



10年前と比べると、だいぶ受験しやすくなっていますね。
倍率3.7倍でも、気象大学校職員になるには相当な学力と資質能力が必要です。
筆記試験や面接試験で基準点に達しなければ、採用枠に空きがあっても不合格となります。
特に気象大学校は公務員試験の中でも難しく、より高い能力が求められます。
「倍率が低いから対策は適当でいい」という考えは捨てて、万全の準備をしましょう。
▼偏差値や難易度は以下の記事で解説しています。
一次試験の倍率
一次試験の倍率は、以下のとおりです。
| 実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 230 | 79 | 2.9 |
| 2024 | 269 | 83 | 3.2 |
| 2023 | 244 | 73 | 3.3 |
一次試験の倍率は3倍前後で推移しています。
一次試験では、基礎能力試験・学科試験・作文試験が実施されます。



約3人に1人は一次試験で不合格になっているということですね。
二次試験の倍率
二次試験の倍率は、以下のとおりです。
| 実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 75 | 62 | 1.2 |
| 2024 | 81 | 66 | 1.2 |
| 2023 | 69 | 58 | 1.2 |
二次試験の倍率は1.2倍で安定しています。
二次試験では、人物試験(面接)が実施されます。
一見すると倍率は低いですが、一次試験を突破した優秀な受験生の中で競うことになります。



油断せずに、面接対策をしっかりやりましょう。
倍率から見える3つのポイント
倍率のデータから見えてくることを3つにまとめました。
一次試験の対策が最重要
倍率を見ると、一次試験で約3分の1が不合格になっています。
つまり、まずは一次試験を突破することが最優先です。
基礎能力試験・多肢選択式・記述式の3つすべてで基準点をクリアする必要があります。
▼具体的な合格ラインは以下の記事でまとめています。


二次試験も気を抜けない
二次試験の倍率は1.2倍ですが、倍率が低いから楽勝と考えるのは危険です。
この段階では、学力だけでは測れない気象庁職員(国家公務員)としての適性が厳しくチェックされます。
どんなに筆記試験の成績が良くても、面接での受け答えや人間性、気象庁職員になりたいという熱意が伝わらなければ合格は難しいでしょう。



倍率という数字以上に、あなたの人間性や熱意が問われる重要な試験なんですよね。
▼面接試験の概要は以下の記事を参考にしてください。


倍率低下=チャンス拡大
2018年度の10.4倍から2025年度の3.7倍まで、倍率は大きく下がっています。
これは、以前と比べて合格しやすくなっているということです。
ただし、倍率が低くても求められる学力水準は変わりません。



チャンスが広がった分、しっかり対策して確実に合格を狙いましょう。
まとめ|倍率より「基準点クリア」を意識しよう
気象大学校の倍率は、たしかに下がっています。
でも、倍率が低い=簡単ではないということを忘れないでください。
気象大学校は公務員試験なので、倍率に関係なく基準点に達しなければ不合格になります。
倍率の数字に惑わされず、全科目でバランスよく得点できるように対策していきましょう。
- 出典元:国家公務員試験採用情報NAVI
