航空保安大学校の第二次選考では、面接試験が行われます。
本記事では、航空保安大学校の面接に関する試験情報を網羅的にまとめています。
早いうちに面接試験を理解し、攻略できるように準備を始めましょう。
- 対象区分は航空情報科・電子科です。
航空保安大学校|面接試験の過去問(質問)
航空保安大学校の面接試験の過去問をまとめています。
過去に航空保安大学校を受験してきた方々から集めた、質問内容を抜粋してまとめているので参考にしてください。
航空保安大学校|航空情報科の面接質問
- 緊張していますか。
- 会場までどうやって来ましたか。
→自分で交通機関やルートを調べたのですか。 - 持病や怪我はありませんか。
- 航空保安大学校を目指そうと思ったのはいつ頃からですか。
→どうやって情報科のことを知りましたか。
→電子科でなく、情報科を志望した理由は何ですか。 - 情報官の仕事内容は知っていますか。
→どのような仕事をしたいですか。 - これまでに一番苦労したことは何ですか。
→どうやって克服しましたか。 - 友人はどれくらいいますか。
→友人からどのような人だと思われていますか。 - 併願状況を教えてください。
→全部の試験に合格したらどうしますか。 など
航空保安大学校|航空電子科の面接質問
- 会場まで迷わずにこれましたか。
- 国家公務員と地方公務員の違いは何ですか。
→なぜ国家公務員になりたいのですか。 - 航空保安大学校を志望した理由は何ですか。
→なぜ電子科を希望するのですか。 - 苦手なことはなんですか。
→どうやって克服しますか。 - これまでに一番努力した経験を教えてください。
→結果はどうでしたか。 - 集団で何かを成し遂げた経験はありますか。
→集団でトラブルになったことはありますか。
→どうやって解決しましたか。 - 長所は何ですか。
→最近、長所を活かせた話はありますか。 など
質問や回答例は、下記の記事も参考にしてください。
このほかの航空保安大学校|面接試験の対策方法
航空保安大学校の面接対策を始めるときの手順を解説します。
航空保安大学校の面接対策1|面接カードを作り込む
面接カードとは、面接試験で使用される資料のことです。
氏名や学歴などの基本情報にくわえ、志望動機や自己PRなど、面接官が「受験者はどんな人物なのか?」を見極めるための役割があります。
実際の試験では、提出する面接カードに基づいて質問されるので、わかりやすくアピールできる内容を考えなくてはいけません。
面接カードの内容
内容は毎年おなじです。面接練習は面接カードがないとできないので、はやめに考えておくことが重要です。
面接カードの書き方は、下記の記事を参考にしてください。
航空保安大学校の面接対策2|定番の質問内容を把握する
面接試験で問われる定番質問を把握しましょう。
なぜなら、筆記試験のように面接試験にも傾向があるからです。
- 基本的な質問事項が多いのか
- 時事的な質問は聞かれるのか
- 専門的な(航空管制官の業務に特化した)質問はあるのか
このような傾向を把握しておけば、面接の準備を効率よく進めることができます。
たとえば、「自己PRをしてください」や「志望動機は何ですか?」のような一般的な質問が多ければ、書店に売っている参考書を読み込んで対策できます。
一方で、「普通大学に進学せずに、航空保安大学校を志望する理由は?」や「航空管制官の不祥事についてどう思いますか?」といった専門的、時事的な質問が多ければどうでしょうか?
このような航空保安大学校や航空管制官に関連した質問や時事的な質問が多ければ、仕事内容や組織、社会情勢についても深く知っておく必要がありますよね。
無駄な時間を過ごさないためにも、よく出る定番質問に目を通し、傾向を押さえておきましょう。
航空保安大学校の面接対策3|模範回答を練る
定番質問をもとに回答を作成しましょう。
回答を作るときのポイントは、結論+理由(根拠)+具体例(体験談)のセットで考えること。
たとえば、「自分の強みは何ですか?」と聞かれた場合、どう答えますか?
- 「協調性がある」
- 「問題解決能力が高い」
- 「コミュニケーション能力に優れている」
このような回答は、比較的簡単に思い浮かぶでしょう。
しかし、「なぜそれが強みなのですか?」や「具体的にどのような場面でその強みを発揮しましたか?」といった理由や経験について問われた場合、どう答えますか?
もし、事前に何も考えていなければ、すぐに答えるのは難しいかもしれません。
しかし、面接官が最も知りたいのは、この「理由や経験」の部分なのです。
自分の回答に対して論理的に答えられなければ、評価は上がりません。そのため、時間をかけて自己分析を行い、自分自身をしっかりと理解しておくことが必要です。
航空保安大学校の面接対策4|人に話す練習をする
ある程度、話す内容を考えたら第三者に聞いてもらいましょう。
自分で考えていることを分かりやすく伝えるのは難しいからです。
僕自身、毎年多くの自己PRや志望動機を見たり、聞いたりしますが、初っ端から理解できる内容はほとんどありません。せっかく面接カードに良い内容を書いているのに、自分の言葉で伝えられずに損している人を多く見てきました。
面接は、あなたの発言内容を聞いて第三者である面接官が客観的に評価します。なので、どんなにいいことを発言しても伝わらなければ意味がないのです。
恥ずかしがらずに自分の言葉でスラスラ喋れるまで練習してください。
航空保安大学校の面接対策5|模擬面接は最低1回受ける
最後は、模擬面接を受けて実践力を鍛えましょう。
- 本番特有の緊張感
- 回答に困る深掘りポイント
- 客観的な評価
このように1人で面接練習をしていては気が付かない部分がたくさん発見できるからです。
練習相手は友達や家族でもいいですが、できるだけ経験者(予備校やその道のプロ)にもみてもらってください。
航空保安大学校|面接試験に関するFAQ
航空保安大学校の面接試験でよくある疑問(FAQ)を紹介します。
面接対策に必要な情報なので、ぜひ確認してください。
航空保安大学校|面接対策はいつから始めるべきか
結論から言うと、面接対策を始める時期は早ければ早いほど良いと覚えておいてください。
というのも、二次試験の倍率が上昇しているため、筆記試験よりも面接試験の重要度が増しているからです。
なので、筆記試験の合格発表後に、少し面接練習をしたくらいでは高評価をもらうことができません。
面接対策には次の手順に沿って行動することがポイント。
早い段階から定番質問や回答を作り、自分の考えをわかりやすく話す(伝える)練習を繰り返すようにしましょう。
面接対策は筆記試験よりもやることが多く、上達するまでかなり時間が必要です。できるだけ早めに手をつけて攻略していきましょう!
今回ご紹介させていただいたのはほんの一例ですが、ぜひ取り入れていただければ幸いです。
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