航空管制官を目指すうえで、「採用試験の倍率はどれくらいなんだろう?」と気になる方は多いのではないでしょうか。
試験の難易度を客観的に知るために、倍率は重要な指標のひとつですよね。
そこでこの記事では、人事院が公表している公式データをもとに、航空管制官採用試験の倍率を詳しく紹介します。
【速報】令和7年度試験結果を解説!
令和7年度(2025年実施)試験の速報記事を書いています!ぜひ参考にしてください。
過去10年間の全体倍率の推移はもちろん、選考段階ごとの詳しい倍率もまとめているので、ぜひ参考にしてください。
この記事を最後まで読めば、試験の厳しさをリアルに把握でき、どの選考段階に力を入れて対策すべきかが見えてきますよ。
目次
航空管制官採用試験の実施結果
ここでは、過去10年間の全体倍率の推移を見ていきましょう。
長期的な視点で倍率の変動を把握することで、航空管制官採用試験の大きな流れをつかむことができます。
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
2025 | 465 | ||
2024 | 472 | 135 | 3.5 |
2023 | 418 | 94 | 4.4 |
2022 | 428 | 97 | 4.4 |
2021 | 489 | 42 | 11.6 |
2020 | 423 | 41 | 10.3 |
2019 | 533 | 105 | 5.1 |
2018 | 589 | 133 | 4.4 |
2017 | 586 | 138 | 4.2 |
2015 | 588 | 141 | 4.2 |
2016 | 560 | 102 | 5.5 |
2014 | 659 | 97 | 6.8 |
倍率の数字はあくまで過去のデータです。大切なのは、このデータを元に「自分はどのような対策を立てるべきか」を考えることです。
【選考別】過去5年間の倍率推移
ここからは、あなたが最も気になるであろう選考ごとの倍率を紹介します。
選考段階が、過去どのような倍率で推移してきたのかを把握し、対策の参考にしてください。
一次試験の倍率
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
2025 | 465 | 219 | 2.1 |
2024 | 472 | 223 | 2.1 |
2023 | 418 | 167 | 2.5 |
2022 | 428 | 163 | 2.6 |
2021 | 489 | 87 | 5.6 |
2020 | 423 | 88 | 4.8 |
2019 | 533 | 230 | 2.3 |
二次試験の倍率
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
2025 | 209 | 139 | 1.5 |
2024 | 213 | 142 | 1.5 |
2023 | 152 | 103 | 1.5 |
2022 | 151 | 96 | 1.6 |
2021 | 82 | 50 | 1.6 |
三次試験の倍率
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
---|---|---|---|
2025 | |||
2024 | 141 | 135 | 1.1 |
2023 | 103 | 94 | 1.1 |
2022 | 96 | 85 | 1.1 |
2021 | 49 | 42 | 1.2 |
航空管制官採用試験の結果まとめ
航空管制官採用試験の倍率を見て高い(低い)と一喜一憂する気持ちはわかりますが、あまり倍率を気にしても意味がありません。
事実、受験者の中にはまったく対策もしていない人も多く含まれるからです。
少しでも合格に近づくには、試験内容をしっかり理解して、効率よく対策を始めることがポイントです。
これから航空管制官採用試験の合格に向けて対策を始める方へ。下記記事では、航空管制官の概要を詳しくまとめています。ぜひ、参考にしてくださいね!
コメント