労働基準監督官採用試験の合格点(ボーダーライン)と平均点

労働基準監督官のボーダーライン

本記事では、労働基準監督官採用試験の合格点(ボーダーライン)と平均点をまとめています。

目標点を知っておくことで、効率よく勉強を進めることができるので参考にしてください。

目次

【労働基準監督官】合格者の決定方法

労働基準監督官採用試験の合格者は、各試験種目の成績を総合して決定されます。

得点についての考え方
  • 受験者の筆記試験の得点は、各試験種目の素点(多肢選択式試験の場合は正解数、記述式試験の場合は複数の評価者による評点を総合した値)ではなく、試験種目ごとに平均点、標準偏差を用いて算出した標準点」として合否を決定します。なお、標準点は小数点以下を切り捨てます。
  • 人物試験及び身体検査においては、得点を算出せず、合否の判定のみを行います。

一次試験

基礎能力試験、、基礎能力試験及び専門試験(多肢選択式)において基準点以上である者について、両試験種目の標準点を合計した得点に基づいて合格者を決定します。

なお、「専門試験(記述式)」は、合格者を対象に評定します。

江本

基準点は基礎能力試験9/30点、専門試験(多肢選択式)12/40点です!

二次試験

専門試験(記述式)において基準点以上であり、かつ、人物試験及び身体検査に合格した者について、基礎能力試験、専門試験(多肢選択式)及び専門試験(記述式)の標準点を合計した得点に基づいて最終合格者を決定します。

江本

専門試験(記述式)の基準点は60/200点です!

【労働基準監督官】合格点(ボーダーライン)

労働基準監督官の合格点(ボーダーライン)を紹介します。

2024(令和6)年度

労働基準監督A

選考合格点標準点表
一次試験215点PDF
二次試験353点

労働基準監督B

選考合格点標準点表
一次試験222点PDF
二次試験319点

2023(令和5)年度

労働基準監督A

選考合格点標準点表
一次試験206点PDF
二次試験394点

労働基準監督B

選考合格点標準点表
一次試験223点PDF
二次試験301点

2022(令和4)年度

労働基準監督A

選考合格点標準点表
一次試験220点PDF
二次試験389点

労働基準監督B

選考合格点標準点表
一次試験191点PDF
二次試験305点

【労働基準監督官】平均点と標準点の計算方法

労働基準監督官採用試験の平均点や標準点を算出する際の計算方法を紹介します。

平均点

2024(令和6)年度

試験種目監督官A監督官B
基礎能力試験16.412
専門試験
(多肢選択式)
18.40619.571
専門試験
(記述式)
96.03196.467

2023(令和5)年度

試験種目監督官A監督官B
基礎能力試験21.648
専門試験
(多肢選択式)
19.14218.725
専門試験
(記述式)
98.39498.703

2022(令和4)年度

試験種目監督官A監督官B
基礎能力試験20.734
専門試験
(多肢選択式)
22.43521.682
専門試験
(記述式)
98.189100.818

配点比率

基礎能力試験専門試験
(多肢選択式)
専門試験
(記述式)
$$\frac{2}{7}$$$$\frac{3}{7}$$$$\frac{2}{7}$$

標準点の計算方法

受験者の筆記試験の得点は、各試験種目の素点(多肢選択式試験の場合は正解数、記述式試験の場合は複数の評価者による評点を総合した値)ではなく、試験種目ごとに平均点、標準偏差を用いて算出した「標準点」として合否を決定します。なお、標準点は小数点以下を切り捨てます。

たとえば2024年度労働基準監督官Aの一次試験で「基礎能力試験15点、専門試験(多肢選択式)20点」の場合、標準点は358点となります(下の標準点換算表参照)。

労働基準監督官の合格点
江本

一次試験の合格点は215点(最終353点)なので、専門記述と面接でやらかさない限り合格できたって感じですね!

標準点の換算表は上述しているので、過去問を自力で解いて現時点の点数を確認してみましょう!

【労働基準監督官】合格点まとめ

労働基準監督官採用試験の合格点は、採用人数や問題レベルによって変動するため確かなことはいえませんが、最終合格も視野に入れるなら5割以上が一つの目安となります。

そこまでレベルの高い試験ではありませんが、対策しないといけないことは山積みなので、きちんと出題傾向を理解して効率よく勉強してください。

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