特別区(東京23区)の公務員を目指している高校生(高卒者)の中には、「倍率ってどれくらいなんだろう?」と気になっている人も多いと思います。
結論から言うと、2025年度の実質倍率は3.3倍でした。
この数字だけ見ると「意外と低い?」と感じるかもしれませんが、実はそう単純な話ではありません。
この記事では、特別区三類の倍率推移と、倍率の数字に惑わされないための注意点を解説します。
[高卒】特別区三類の倍率
特別区三類(高卒程度)の倍率をまとめています。
2025(令和7)年度の実質倍率は3.3倍
2025年度(令和7年度)特別区三類の実質倍率は3.3倍でした。
2018年度の10.0倍と比較すると約3分の1の水準まで下がっています。
- 志望者数:1,733人
- 受験者数:1,360人
- 合格者数:639人
- 最終倍率:3.3倍*
- 最終倍率=受験者数÷合格者数の数値
過去の倍率推移
過去の推移を見ると、2018年度から受験者数は大きく減少しています。
しかし、採用数は増加しているため、倍率は低下傾向にあります。
| 実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 1,360 | 639 | 3.3 |
| 2024 | 1,609 | 519 | 3.1 |
| 2023 | 2,058 | 482 | 4.3 |
| 2022 | 2,561 | 435 | 5.9 |
| 2021 | 2,904 | 392 | 7.4 |
| 2020 | 3,892 | 398 | 9.8 |
| 2019 | 3,663 | 476 | 7.7 |
| 2018 | 4,729 | 471 | 10.0 |
| 2017 | 3,476 | 403 | 8.6 |
| 2016 | 3,192 | 351 | 9.1 |
| 2015 | 2,778 | 353 | 7.9 |
| 2014 | 2,996 | 334 | 9.0 |
| 2013 | 1,605 | 213 | 7.5 |



10年前と比べると、だいぶ受験しやすくなっていますね。
倍率3.3倍でも、特別区職員になるにはある程度の学力と資質能力が必要です。
筆記試験や面接試験で基準点に達しなければ、採用枠に空きがあっても不合格となります。
「倍率が低いから対策は適当でいい」という考えは捨てて、万全の準備をしましょう。
▼難易度や試験内容は以下の記事で解説しています。
選考別の倍率
一次試験と二次試験の倍率をまとめています。
一次試験の倍率
| 実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 1,360 | 995 | 1.4 |
| 2024 | 1,609 | 1,161 | 1.4 |
| 2023 | 2,058 | 1,039 | 2.0 |
| 2022 | 2,561 | 937 | 2.7 |
| 2021 | 2,904 | 979 | 3.0 |
| 2020 | 3,892 | 1,052 | 3.7 |
| 2019 | 3,663 | 1,059 | 3.5 |
| 2018 | 4,729 | 1,051 | 4.5 |
| 2017 | 3,476 | 826 | 4.2 |
| 2016 | 3,192 | 707 | 4.5 |
| 2015 | 2,778 | 686 | 4.0 |
| 2014 | 2,996 | 600 | 5.0 |
| 2013 | 1,605 | 402 | 4.0 |
倍率をみて、高い(低い)など感想をもったと思いますが、あまり気にする必要はありません。
結局のところ、2倍以下でも落ちる人は落ちるし、逆に10倍でも受かる人は合格するからです。倍率が2倍でも10倍でも対策することは同じなので、倍率を気にしても時間の無駄。
合格に向けてやるべきことをやっていきましょう!
▼一次試験メインの教養試験は以下の記事で詳しく傾向をまとめています。
二次試験の倍率
| 実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 2025 | 995 | 639 | 1.6 |
| 2024 | 830 | 519 | 1,6 |
| 2023 | 732 | 482 | 1.5 |
| 2022 | 702 | 435 | 1.6 |
| 2021 | 797 | 392 | 2.0 |
| 2020 | 578 | 398 | 1.5 |
| 2019 | 797 | 476 | 1.7 |
| 2018 | 846 | 471 | 1.8 |
| 2017 | 664 | 403 | 1.6 |
| 2016 | 578 | 351 | 1.6 |
| 2015 | 573 | 353 | 1.6 |
| 2014 | 494 | 334 | 1.5 |
| 2013 | 368 | 213 | 1.7 |
二次試験の倍率は1.5倍前後で安定しています。
二次試験では、人物試験(面接)が実施されます。
一見すると倍率は低いですが、一次試験を突破した優秀な受験生の中で競うことになります。



油断せずに、面接対策をしっかりやりましょう。
倍率まとめ
倍率を見て高い(低い)と一喜一憂する気持ちはわかりますが、あまり倍率を気にしても意味がありません。
事実、受験者の中にはまったく対策もしていない人も多く含まれるからです。
少しでも合格に近づくには、試験内容をしっかり理解して、効率よく対策を始めることがポイントです。
