【高卒】東京都庁三類の面接対策!内容と過去問(質問)

東京都三類面接

東京都(東京都庁)職員採用試験の第二次選考では、面接試験が行われます。

本記事では、東京都職員三類(高卒程度)の面接に関する試験情報を網羅的にまとめています

早いうちに面接試験を理解し、攻略できるように準備を始めましょう。

目次

【高卒】東京都職員三類採用試験 面接試験の内容

面接試験(人物試験)とは、志望動機や自己アピールなどを問うことで、あなたが東京都職員(公務員)にふさわしいかどうかを評価・判断する人物面に関する試験のことです。

東京都職員三類の面接試験概要(2023年度)
試験時間25〜30分
面接官3人
求める人材・高い志と豊かな感性を持った人材
・進取の気性に富み、自ら課題を見つけ、進んで行動する力を持った人材
・都民から信頼され、協力して仕事を進める力を持った人材
・困難な状況に立ち向かい、自ら道を切り拓く力を持った人材

【高卒】東京都職員三類採用試験 面接の過去問(質問例)

面接試験の過去問をまとめています。

過去に東京都職員三類採用試験を受験してきた方々から集めた質問内容を抜粋してまとめているので、参考にしてください。

  • 1分間で自己PR をしてください。
  • あなたの意見を上司が取り入れてくれなかったらどうしますか。
  • あなたの長所を仕事にどう活かせますか。
  • オリンピックで興味のある種目は何ですか。
  • 公務員になることを両親は何と言っていますか。
  • 志望動機を教えてください。
  • 東京都職員の仕事で知っていることはありますか。
  • 東京都職員の仕事を知ったのはいつですか。
  • どのような職員になりたいですか。
  • あなたの短所は何ですか。
  • あなたの長所は何ですか。
  • アルバイトはしていましたか。
  • 意見が対立したらどうしますか。
  • いつから公務員を目指していましたか。
  • 今、一番欲しいものは何ですか。
  • 今までに1番失敗したと思うことを教えてください。
  • 今までに力を入れて取り組んだことを教えてください。
  • 気になるニュースはありますか。
  • 希望する部署はどこですか。

このほかの質問例や模範回答例は、下記の記事でもまとめています。

【高卒】東京都職員三類採用試験 面接試験の対策方法

東京都職員三類採用試験の面接対策を始めるときの手順を解説します。

1.自己PR・志望動機を作り込む

  • 自己PR:自分自身のこと(強み、長所短所、趣味特技)など
  • 志望動機:東京都職員や公務員を目指す理由など

面接では、この2つを派生させた質問が問われます。逆に言うと、この2つをしっかり作り込んでおけば面接対策の80%は完成です。

それだけ重要なので、時間をかけて作り込みましょう。

自己PR・志望動機の相談は下記記事をご覧ください。

2.定番の質問内容を把握する

面接試験で問われる定番質問を把握しましょう。

なぜなら、筆記試験のように面接試験にも傾向があるからです。

  • 基本的な質問事項が多いのか
  • 時事的な質問は聞かれるのか
  • 専門的な(東京都に特化した)質問はあるのか

このような傾向を把握しておけば、面接の準備を効率よく進めることができます。

たとえば、「自己PRをしてください」や「志望動機は何ですか?」のような一般的な質問が多ければ、書店に売っている参考書を読み込んで対策できます。

一方で、「公務員の中でも東京都庁を志望する理由は?」や「成人年齢の引き上げについてどう思いますか?」といった専門的、時事的な質問が多ければどうでしょうか?

このような東京都職員に関連した質問や時事的な質問が多ければ、仕事内容や組織、社会情勢についても深く知っておく必要がありますよね。

無駄な時間を過ごさないためにも、よく出る定番質問に目を通し、傾向を押さえておきましょう。

3.模範回答を練る

定番質問をもとに回答を作成しましょう。

回答を作るときのポイントは、結論+理由(根拠)+具体例(体験談)のセットで考えること。

たとえば、「あなたの長所は何ですか」と聞かれたら何と回答しますか?

  • 「リーダーシップが取れる」
  • 「責任感がある」
  • 「計画的に行動できる」

これくらいなら、少し考えれば回答できると思いますが、「なぜそれが強みなのですか?」や「具体的にどのような場面でその強みを発揮しましたか?」といった理由や経験について問われた場合どう答えますか?

もし、事前に何も考えていなければ、すぐに答えるのは難しいかもしれません。

しかし、面接官が最も知りたいのは、この「理由や経験」の部分なのです。

自分の回答に対して論理的に答えられなければ、評価は上がりません。そのため、時間をかけて自己分析を行い、自分自身をしっかりと理解しておくことが必要です。

4.人に話す練習をする

ある程度、話す内容を考えたら第三者に聞いてもらいましょう。

自分で考えていることを分かりやすく伝えるのは難しいからです。

僕自身、毎年多くの自己PRや志望動機を見たり、聞いたりしますが、初っ端から理解できる内容はほとんどありません。せっかく面接カードに良い内容を書いているのに、自分の言葉で伝えられずに損している人を多く見てきました。

面接は、あなたの発言内容を聞いて第三者である面接官が客観的に評価します。なので、どんなにいいことを発言しても伝わらなければ意味がないのです。

恥ずかしがらずに自分の言葉でスラスラ喋れるまで練習してください。

5.模擬面接は最低1回受ける

最後は、模擬面接を受けて実践力を鍛えましょう。

  • 本番特有の緊張感
  • 回答に困る深掘りポイント
  • 客観的な評価

このように1人で面接練習をしていては気が付かない部分がたくさん発見できるからです。

練習相手は友達や家族でもいいですが、できるだけ経験者(予備校やその道のプロ)にもみてもらってください。

【高卒】東京都職員三類採用試験 面接対策まとめ

面接練習を始める時期は早ければ早いほど良いと覚えておいてください。

というのも、筆記試験で点数が取れても面接試験で評価がもらえないと一発アウトだからです。

なので、筆記試験の合格発表後に、少し面接練習をしたくらいでは高評価をもらうことができません。

面接対策には次の手順に沿って行動することがポイント。

早い段階から定番質問や回答を作り、自分の考えをわかりやすく話す(伝える)練習を繰り返すようにしましょう。

面接対策は筆記試験よりもやることが多く、上達するまでかなり時間が必要です。できるだけ早めに手をつけて攻略していきましょう!

今回ご紹介させていただいたのはほんの一例ですが、ぜひ取り入れていただければ幸いです。

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