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裁判所職員(高卒)|基礎能力試験の傾向と勉強方法

【基礎能力試験】|裁判所職員(高卒)

「裁判所職員(事務官・高卒)の基礎能力試験、範囲が広すぎて何から手をつければいいかわからない」

そんなふうに悩んでいませんか?

公務員試験は科目が多いため、すべてを完璧に勉強しようとすると時間が足りなくなります。

しかし、実は「よく出る分野」と「ほとんど出ない分野」は決まっています

この記事では、試験内容や勉強すべき箇所を明確にした効率的な対策法を解説します。

短期間で合格点を取るための戦略を、一緒に見ていきましょう。

江本

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目次

裁判所職員(事務官・高卒)の基礎能力試験

裁判所職員採用一般職試験(裁判所事務官、高卒者区分)の基礎能力試験は、公務員として必要な基礎学力や一般教養が、どれくらい備わっているかを測る筆記試験です。

試験の概要

まずは、試験概要を把握しましょう。

試験時間100分
問題数45問
レベル高校卒業程度
出題形式多肢選択式
解答方式マークシート
配点45点満点
平均点19.98点
2025年度|基礎能力試験の概要

試験時間100分で45問に解答しないといけません。

1問あたり2分程度で解かないと時間切れになるので注意が必要です。

出題範囲(科目)

基礎能力試験は、大きく分けて2つの分野から構成されています。

  1. 知能分野:(数的推理、判断推理など)。
  2. 知識分野:高校までに学んだ知識を問う、いわば「覚える力」を測る科目(社会科学、人文科学など)。

知能分野

思考力や判断力を問う、いわば「考える力」を測る科目です。

裁判所職員採用試験では、以下の4領域から出題されます。

数的処理
(数的推理)
数や図形の規則性、方程式、速さ・距離・時間などの計算問題を扱う領域
課題処理
(判断推理)
論理パズルや順序関係、位置関係、空間図形など、論理的思考力を問う領域
資料解釈グラフや表から数値を読み取り、計算や比較を行う領域
文章理解現代文・英文・古漢文の読解力を測る領域

暗記よりも解法パターンの習得が重要で、繰り返し演習することで得点力が伸びやすい分野です。

知識分野

高校までに学んだ知識を問う、いわば「覚える力」を測る科目です。

裁判所職員採用試験では、以下の3領域から出題されます。

社会科学政治、経済、社会、倫理の基礎知識を問う領域
人文科学日本史、世界史、地理、国語の知識を問う領域
自然科学数学、物理、化学、生物、地学の基礎知識を問う領域

出題範囲が広いため、頻出分野を優先的に学習し、効率よく得点を積み上げることが大切です。

対策のポイント

基礎能力試験を勉強するときのポイントを解説します。

出題数の多い科目から着手する

試験科目は多いですが、出題数は科目によって違います

なので、まずは出題数の多い科目を優先して勉強しましょう。具体的には、数的推理と判断推理の2科目です。

科目202520242023
数的推理566
判断推理655
空間把握222
資料解釈222
文章理解999
(現代文)555
(英文)333
(古・漢文)111
社会科学888
(政治)222
(経済)121
(社会)323
(倫理)222
人文科学777
(日本史)222
(世界史)222
(地理)222
(国語)111
(英語)000
自然科学666
(数学)222
(物理)111
(化学)111
(生物)111
(地学)111
過去3年間の出題数一覧

この出題傾向を踏まえて、効率的な学習計画を立てましょう。

主要科目を毎日学習する

数的処理・課題推理・文章理解は何らかの形で毎日触れるようにしましょう。1日空けるだけで解法パターンを忘れてしまうことがあります。

過去問中心の学習を徹底する

悠長に参考書・教科書を読んでいる時間はありません。

過去問から頻出分野をつかみ、頻出でない分野は捨てます

頻出分野も問題中心に勉強して、あくまで問題から知識を入れるのが強くなるコツです。

江本

必要箇所を覚えたあとで、該当部分を参考書で肉付けするのが最適解です!

捨て科目は戦略的に決める

捨て科目を作るのは戦略的に推奨します。しかし、試験まで数ヶ月あるのに出題数の多い科目を捨てるのはNGです。

たとえば、政治・経済。量は多いし計算も面倒ですが、わかりやすい教材が多数出ている現在、6ヶ月で公務員試験の合格点程度を取ることは十分可能です。

政治・経済を捨てると、点数を上げることは厳しくなります。勉強開始直後から主要科目を重点的にやるようにしましょう。

基礎能力試験に関するFAQ

裁判所職員採用一般職試験(裁判所事務官、高卒者区分)の基礎能力試験で、受験者からの相談が多い質問をまとめました。

過去問はありますか?

過去問は、裁判所ウェブサイトからダウンロードできます。

ウェブサイトにアクセスし、「試験問題例」のセクションを探してください。そこから、過去問題をダウンロードすることができます。

本サイトでも、下記の記事で3年分を掲載しています。併せて確認してみてください。

いつから勉強すればいいですか?

基礎能力試験の勉強時間は400時間〜500時間ほど必要です。

合格に必要な勉強時間は個人の基礎学力や理解度によって異なりますが、毎日1〜2時間の学習を3ヶ月から6ヶ月続けることで達成できます。

計画的に学習時間を確保し、過去問題や模擬試験を活用して実力をつけていくことが重要です。

どこから覚えればいいですか?

結論から言うと、その答えは過去問の分析にあります。

基礎能力試験は、毎年ランダムに出題されているように見えて実は傾向がはっきりしています。

例えば、文章理解の古文と漢文ですが、2026年試験なら古文を勉強するといいです。なぜなら、漢文は出ない可能性が高いから。

裁判所職員の出題傾向(文章理解)
裁判所職員の出題傾向(文章理解)

データのとおり、古文と漢文は交互に出ていることがわかります。つまり、漢文は出ない=勉強の必要はない。

このような出題傾向はどの科目にもあるので、まずは過去問分析をして、出題範囲を押さえることがポイントです。

科目別の出題傾向一覧はこちらの記事でまとめています。

まとめ|次にやるべきこと

基礎能力試験の勉強法で最も重要なのは、出題数の多い分野を優先的に対策することです。

特に数的推理と判断推理は確実に得点したい分野です。

また、過去問を中心とした学習で頻出分野を見極め、出題されにくい分野は思い切って捨てる判断も大切です。

限られた期間で合格点を取るには、完璧を目指さず、戦略的に得点を積み上げることが重要です。

自分の得意分野を活かしながら、出題数の多い科目で確実に点数を取れるよう計画的に学習を進めましょう。

パターン
過去の出題傾向を知りたい方

以下の記事では、過去10年間の問題を分析し、科目別に出題範囲をまとめています。効率的に勉強を進めたい方におすすめです。

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