この記事では、入国警備官採用試験の作文試験の概要と過去の出題テーマを紹介します。
過去のテーマを把握し、効果的な対策を立てることで、作文試験の準備を万全にしましょう。
入国警備官採用試験の作文試験とは?
作文試験は、あなたの考え方や熱意といった人間性を総合的に判断する記述式の試験です。
ただ単に文章を書けば評価されるのではなく、 課題を正しく読み取り、自分の経験や体験を盛り込み説明できるかなど、知識の総合的な応用力が問われます。
作文試験の概要
試験時間 | 50分 |
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問題数 | 1題 |
文字数 | 600字程度 |
配点比率 | 高卒大卒:合否判定のみ 社会人:1/7 |
作文の試験時間は50分です。
制限時間内で文章を適切に構成し、要点を明確に伝えることが重要です。また、普段から時間配分を意識して書く練習をしてください。
また、文字数制限はありませんが、作文用紙から600字が上限となります。
知識や語彙が乏しいと多くの文字を書くのは難しいので、普段から語彙力も増やしておくといいでしょう。
文字数は少なすぎると減点、もしくは採点されない場合もあるため注意してください。
作文試験の評価基準
作文試験は次の観点に沿って、2名の試験官がA~Cの三段階で評定をつけます。
内容 | ・課題に適合しているか、長さは適当か ・中身のある作文か。幼稚すぎることはないか。 |
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表現 | ・わかりやすく、よくまとまっているか。 ・用語や表現は適切か。 |
文字 | ・誤字やあて字が多すぎないか ・字体はていねいに読みやすく書かれているか。 |
C評価で足切り(一発不合格)になります!
入国警備官採用試験 作文試験のテーマ
作文試験のテーマを5年分まとめています。
2023年度のテーマ
テーマ:あなたと意見や性格が異なる人から学んだこととは
このテーマでは、異なる価値観や意見を持つ人々との交流を通じて得られた教訓や成長について考察することが求められました。
自身の経験を基に具体的なエピソードを交えながら、学びや気づきを述べる必要があります。
2022年度のテーマ
テーマ:あなたと意見や性格が異なる人から学んだこととは
このテーマでは、異なる意見や性格の人と関わる中でどのような学びや変化があったかを具体的に述べることが求められました。
多様な視点を受け入れる重要性について述べることが期待されます。
2021年度のテーマ
テーマ:今後挑戦したいこと
このテーマでは、受験者が将来挑戦したいと考えている目標や夢について具体的に述べることが求められました。
志望動機や具体的な計画、挑戦を通じて得たい成果についても言及する必要があります。
2020年度のテーマ
テーマ:私が人と接する上で大切にしていること
このテーマでは、他者と接する際に自分が大切にしている価値観や行動について具体的に述べることが求められました。
具体的な事例や経験を交えながら、人間関係における自分の信念を明確にすることがポイント。
2019年度のテーマ
テーマ:社会生活におけるルールの大切さについて
このテーマでは、社会生活におけるルールの重要性や、それがどのように個人や社会全体に影響を与えるかについて考察することが求められました。
自身の経験や具体的な事例を交えて、ルール遵守の意義について述べることが必要です。
入国警備官採用試験の過去問と効果的な活用方法」をご覧ください。
作文以外の過去問も必要な場合は、こちらの「入国警備官採用試験 作文対策に関するFAQ
入国警備官採用試験の作文対策でよくある質問(FAQ)を紹介します。
これからの作文対策で必要な情報ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
入国警備官採用試験 作文対策まとめ
入国警備官採用試験の作文試験は、あなたが思う以上にやるべきことが多い試験です。
過去問を眺めるだけでは、作文試験を攻略することはできません。過去問を使い答案を作成したら添削を受けることで徐々に上達します。
作文試験で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いです。答案を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じなので注意しましょう。
作文試験が原因で不合格にならにように、早めに(遅くても試験の3ヶ月前を推奨)準備を始めてください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
【2024年版】入国警備官採用試験の内容と対策完全ガイド』を参考にしてください。
試験の内容や対策についてさらに詳しい情報が必要な場合は、こちらの『
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