刑務官採用試験に合格するには、過去問を使うことが欠かせません。
なぜなら、過去問を使えば「どんな問題が出るか」や「今の自分の実力」が、一番早くわかるからです。
本記事では、刑務官採用試験の基礎能力試験の過去問を、扱いやすいPDF形式でまとめました。
過去問を正しく活用して、合格に近づきましょう。
▼刑務官採用試験の内容は以下の記事でまとめています。
刑務官採用試験の過去問はダウンロードできる?
結論から言うと、過去問は人事院の公式ホームページからダウンロード可能です。
基礎能力試験の問題冊子や正答表、作文試験の課題などがPDF形式で公開されています。
まずはダウンロードして、どんな内容が出されているか実際に眺めてみましょう。
ただし、公式サイトで公開されているのは「問題」と「正答(解答例)」のみとなります。詳しい解説はないので注意してください。
刑務官採用試験の過去問まとめ
ここでは、実際に刑務官採用試験の過去問をまとめています。
まずは問題を解いてみて、出題形式や難易度を肌で感じてください。敵を知ることが、攻略の第一歩ですよ。
基礎能力試験の過去問
刑務官採用試験の基礎能力試験の過去問は以下のとおりです。
| 2025年度 | 基礎能力試験の問題・解答(PDF) |
|---|---|
| 2024年度 | 基礎能力試験の問題・解答(PDF) |
| 2023年度 | 基礎能力試験の問題・解答(PDF) |
ここで公開しているのは直近3年分のみです。しかし、正直なところ、3年分だけでは合格に必要な「出題傾向」は見えてきません。
なぜなら、公務員試験は何年かごとに同じような問題が出ることも多いからです。
「古い過去問も手に入れたい」「もっと多くのデータを分析して楽に受かりたい」という方は、以下の記事をご覧ください。
作文試験の過去問
| 2025年度 | 社会人として自身に求められている役割について |
|---|---|
| 2024年度 | コミュニケーションの中で心掛けていること |
| 2023年度 | 組織の一員として、失敗をしてしまったら |
作文試験の傾向や対策方法、古いテーマも知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
人物試験の過去問
人物試験の過去問は以下の記事でまとめています。
こちらも試験内容や対策方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
刑務官採用試験の過去問を効果的に活用する方法
過去問は、ただ解くだけでなく戦略を立てて活用することが重要です。
ここでは、あなたの努力を合格へつなげるための「効果的な使い方」を3ステップで紹介します。
①実力を確認し、現在地を知る
まずはシンプルに、本番と同じ時間で過去問を解いてみましょう。目的は、現在の実力と合格ラインとの差を把握することです。
具体的には、問題を以下の3つに分類します。
- A:余裕で解ける問題
- B:時間はかかるが、なんとか解ける問題
- C:まったく歯が立たない問題
この結果をもとに、今後の計画を立てましょう。
「Aは維持する」「Bはスピードを上げる」「Cは基礎に戻る」といった判断ができますね。自分の弱点がわかれば、対策も立てやすくなります。



すでに6割取れるなら、残りの時間は面接対策に集中するのもアリですよ。
②出題傾向を分析し、やらないことを決める
多くの受験生は、参考書に書かれた「重要度」を信じて学習計画を立てがちです。しかし、本当にその学習は正しいのでしょうか?
実は、参考書の【重要度】と実際の試験の【出題頻度】は必ずしも一致しません。
たとえば、社会科学の政治で「憲法の基本原理」という分野があります。どの参考書でも「重要」とされていますが、刑務官試験ではどうでしょうか。


当サイトで過去10年分の出題を徹底分析したところ、驚きの事実が判明しました。
なんとこの分野、過去10年間で一度も出題されていなかったのです。


あなたが今勉強しているその分野、もしかしたら合格には不要な“出ない分野”かもしれません。
とはいえ、自分で10年分の過去問を集めて分析するのは、とても時間がかかりますよね?
そこで、あなたの代わりに全科目の出題傾向を分析し、「出る分野」と「出ない分野」を仕分けたデータを作成しました。
面倒な分析作業はすべてスキップして、あなたは「出る問題」だけに集中してください。
③総復習に使い、本番力と知識を定着させる
試験直前期は、試験当日と同じ時間・環境で過去問を解きましょう。
目的は、覚えた知識が本当に「使える知識」になっているか確認するためです。
「参考書では解けたのに、過去問だと解けない」。そう感じるなら、知識がまだ整理できていない証拠です。



本番形式で最終チェックすることで、知識の定着度はぐっと高まりますよ。
刑務官採用試験の過去問を有効活用して合格に近づこう!
刑務官採用試験の過去問は、ただ漠然と解くだけではもったいないです。
最後に、この記事の重要ポイントをおさらいしましょう。
- 過去問は「実力測定」「傾向分析」「総復習」のために計画的に使う。
- 参考書の重要度を鵜呑みにせず、実際の出題頻度から「やらないこと」を決める。
- 直前期は、本番と同じ環境で解いて「本番力」を鍛える。
合格に必要なのは、勉強時間だけではありません。
限られた時間でいかに「賢く」勉強するか、その戦略こそが合否を分けます。
具体的には、「出ない分野を捨てる」という決断が必要です。
しかし、独学で「どこを捨てていいか」を判断するのは難しいですよね。
- 「数的推理のどの単元を捨てればいい?」
- 「世界史や日本史はどこまで覚えればいい?」
- 「過去問を分析する時間なんてない!」
市販の参考書は「公務員試験全般」を網羅しているため、「刑務官採用試験でよく出る問題」までは載っていないことがほとんどです。
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