刑務官採用試験の勉強を始めるためには、過去問の活用が非常に重要です。
過去問を解くことで、試験の出題傾向や自身の実力を把握し効率的に学習を進めることができます。
本記事では、刑務官採用試験の基礎能力試験の過去問を扱いやすいPDF形式でまとめています。
過去問の重要性を理解し、最大限に活用することで、合格への一歩を確実に踏み出しましょう。

高卒、大卒、社会人が対象です。氷河期世代の過去問はこちらの記事を参考にしてください!
【過去問】刑務官採用試験の問題・解答
ここでは、刑務官採用試験で実施される基礎能力試験の過去問をまとめています。
各年度の問題を通じて、出題形式や難易度を確認し、効果的な勉強計画を立てていきましょう。
基礎能力試験の過去問
実施年度 | 過去問 |
---|---|
2024 | 基礎能力試験の過去問(PDF) |
2023 | 基礎能力試験の過去問(PDF) |
2022 | 基礎能力試験の過去問(PDF) |
さらに過去の年度(2022年度以前)の過去問も知りたい方へ
2022年度以前の過去問や出題傾向は、以下の記事で詳しく紹介しています。出題傾向の変化を時系列で把握したい方、古い問題も活用して徹底的に対策をしたい方は、ぜひあわせてご覧ください。
過去問の活用方法
過去問は、実力を測り、出題傾向を知るために欠かせないツールです。
ここでは、過去問を効果的に活用する方法を3つ紹介します。
実力の確認
まずはシンプルに過去問を解いてみましょう。
そうすれば、現在の実力と合格ラインとの差を客観的に把握できるからです。
具体的には、過去問を解くことによって、自分が容易に解答できる問題、時間がかかる問題、そして完全に間違える問題を特定することができます。
この結果から、どの科目や単元に時間を割いて勉強するべきかが明らかになります。



すでに7割取れるなら基礎能力試験以外の対策(作文や面接)に時間を使えばいいですからね。
出題傾向の分析を行う
少しでも効率よく勉強したいなら、刑務官の出題傾向に沿った対策が必要です。
数年分の過去問に目をとおすことにより、科目ごとにどのような問題が頻出なのか把握できます。
たとえば日本史の出題範囲を分析すると「近・現代史」はよく出ていますが、「原始〜中世」はまったく出題がないことがわかります(下図参照)。


- 試験問題より作成。
- 上記の科目別出題数は僕自身の解釈であり、公式発表されたものではありません。



出題範囲がわかっていれば、出題のない平安時代や鎌倉時代の勉強をする必要はありませんよね。
このように基礎能力試験の試験科目は多いですが、出るところがわかっていれば悩むことはありません。過去問を利用し出題傾向を分析することで、試験対策をより効率的に進めることができます。
基礎能力試験の傾向や対策方法は下記記事で解説しています。
総復習に活用する
試験直前に過去問を使って総復習することも効果的です。
特に試験日が近づいた段階で、本番と同じ時間設定や環境で過去問を解くことは、実際の試験のプレッシャーに慣れるための最良の方法です。これにより、試験当日の時間配分や心理的な準備が改善され、実力を最大限に発揮することが可能になります。
参考書や問題集では解けたことが、過去問では思いのほか解けない場合もあります。知識が定着しておらず、自分の頭の中で上手く解釈できていなかったり、暗記ができていなかったりするんですよね。
ですので、最終的には、本当に理解できているのかどうか過去問を使ってチェックしてみましょう。



復習にも繋がり、知識の定着も期待できますよ。
過去問は使い方が大事
今回は、刑務官採用試験の過去問と効果的な活用方法を紹介しました。
過去問は、出題形式やレベルの把握に役立ちますし出題範囲(傾向)を知るためのツールでもあります。
過去問に限らず、目的を決めてテキストを使うのはとても大事なポイントです。何となく使って時間や労力を消費しないようにしてください。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
試験の内容や対策についてさらに詳しい情報が必要な場合は、下記の記事を参考にしてください。
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