AVIATION SECURITY COLLEGE
航空保安大学校
面接カードの書き方
志望動機・自己PRから活動経験まで
面接で話しやすいカードを作ろう
面接カードを書こうとして、こんなところで止まっていませんか?
- 志望動機をどうまとめればいいかわからない
- 自己PRに使えるような特別な経験がない
- どこまで詳しく書けばいいかわからない
- 書いた内容が面接でどう聞かれるのか不安
航空保安大学校の面接カードで大切なのは、 きれいな文章を書くことではありません。
面接官が読んだときにあなたの人物像が伝わり、 本番で質問されても自分の言葉で説明できる内容にすることが重要です。
面接カードは提出して終わる書類ではありません。 面接本番の質問につながる材料として考えてください。
航空保安大学校の面接カードとは
航空保安大学校学生採用試験では、第2次試験で人物試験が行われます。 人物試験は、人柄や対人的能力などを見る個別面接です。
2026年度の日程
- 面接カード公開:10月14日(水)9時〜11月19日(木)17時
- 第2次試験:11月16日(月)〜11月19日(木)
第1次試験の合格発表から第2次試験までは、 約1か月しかありません。
そのため、正式な面接カードが公開される前から、 前年までの項目を使って志望動機や経験を整理しておくとスムーズです。
2026年度の正式な面接カードは10月14日から公開されます。 公開後は必ず最新様式を確認し、指定された方法で準備してください。
面接カードは「質問の材料」になる
これまでの面接カードには、 記入内容そのものが直接評価に影響するものではない旨が記載されています。
とはいえ、「適当に書いてもいい」という意味ではありません。
面接カードと人物試験の関係
- 面接カードに自分の経験を書く
- 面接官がその内容を読む
- 書かれている内容から質問される
- 回答を通して人柄や対人的能力が確認される
つまり、面接カードでは 面接で自分を伝えやすくする材料を準備すること が大切です。
航空保安大学校の面接カード項目
これまで使用されてきた面接カードでは、 主に次の項目が設けられています。
主な記入項目
- 志望動機・自己PR
- これまでに取り組んだ活動や体験
- 学業において成し遂げたこと・力を入れたこと
- 学校生活・部活動・アルバイト・ボランティアなどを通じて得たこと
- 最近関心を持った出来事・日頃興味を持って取り組んでいること

旧記事でも、この面接カードをもとに 「志望動機・自己PR」「活動や体験」「学業」「学校生活」「関心事項」 の書き方を整理しています。
2026年度は正式様式がまだ公開前です。 項目やレイアウトが変更される場合があるため、 10月14日以降は必ず最新の面接カードを確認してください。
志望動機・自己PRの書き方
最初にしっかり考えておきたいのが、 志望動機・自己PRです。
航空保安大学校には、 航空情報科と航空電子科があります。
「飛行機が好きだから」だけで終わらず、 なぜその科を選び、その先で何をしたいのか まで整理しましょう。
志望動機を考える4つの視点
- 航空保安業務に興味を持ったきっかけ
- 航空情報科・航空電子科を選んだ理由
- 将来の仕事内容のどこに魅力を感じているか
- 自分の経験や強みをどう活かしたいか
航空保安大学校は、人物試験を通して 航空保安職員になりたい意思、協調性、他者とのコミュニケーション などを確認すると説明しています。
航空分野に詳しいかどうかによる有利・不利はないとも明記されています。 知識を並べるより、自分自身の考えや経験を伝えることが重要です。
ありがちな志望動機
NG例
子どもの頃から飛行機が好きで、航空関係の仕事に興味があります。 航空保安大学校で専門知識を学び、日本の空の安全を守りたいです。
間違った内容ではありません。 でも、これだけでは他の受験者との違いがほとんど見えません。
「なぜ航空保安大学校なのか」 「なぜ航空情報科・航空電子科なのか」 「自分の経験とどうつながっているのか」 を加えていきます。
航空機の安全運航を情報面から支える航空管制運航情報官の仕事に魅力を感じ、 航空情報科を志望しています。
高校では文化祭実行委員として、 各担当の進捗を確認しながら必要な情報を整理し、 クラス全体へ共有する役割を経験しました。
この経験から、正確な情報を共有することと、 周囲と連携して物事を進めることの重要性を学びました。 将来はこの経験を活かし、航空機の安全運航を支えたいと考えています。
航空管制システムなどの設備を技術面から支え、 航空機の安全運航に貢献したいと考え、航空電子科を志望しています。
高校では物理や電子工作に興味を持ち、 回路が想定どおりに動かないときは原因を一つずつ確認してきました。
小さな確認を積み重ねることが、 システム全体の安定につながる点に魅力を感じています。 将来は専門技術を身につけ、航空管制システムを支える仕事に携わりたいです。
例文は構成を考える参考です。 そのまま使わず、自分が実際に経験した内容へ置き換えてください。 面接では、書いた内容をさらに詳しく聞かれます。
活動経験・学業・学校生活の書き方
これまでに取り組んだ活動や体験
これまでの面接カードでは、 活動や体験を考えるための例として次のような項目が示されています。
エピソードを探す視点
- 率先して取り組んだこと
- ストレス解消のためにしたこと
- 友人との付き合いで気をつけていること
- 目標達成のためにしたこと
- 役割を果たすために工夫したこと
- 判断に迷った場面で対処したこと
旧面接カードでも、こうした具体例が示されていました。
全国大会や生徒会長のような、 大きな実績が必要なわけではありません。
大切なのは、 その場面で何を考え、どう行動したのかです。
目標達成のためにしたこと
英語検定2級合格を目標に、 毎日1時間勉強する計画を立てて3か月継続しました。
苦手だった長文読解は毎日1題解き、 間違えた原因をノートに整理して復習しました。
学業で力を入れたこと
「数学が得意です」 「成績を上げました」 だけでは、あなたの行動が見えません。
伝わりにくい例
数学が好きで、特に力を入れて勉強しました。
数学では、答えだけでなく途中の考え方を説明できる状態にすることを意識しました。
間違えた問題は解法を一から整理し直し、 同じ種類の問題をもう一度解いて理解できているか確認しました。
後者なら、 学力だけでなく「継続力」「工夫」「学ぶ姿勢」まで伝わります。
学校生活・部活動・アルバイトなど
ここでは、活動内容そのものより、 経験を通じて何を学んだか を整理しましょう。
飲食店のアルバイトでは、 混雑すると自分の担当だけを見るのではなく、 店内全体を確認して必要な場所を手伝うようにしていました。
周囲と声を掛け合いながら動くことで、 一人で仕事を進めるよりも、 チーム全体で連携することが重要だと学びました。
航空情報科でも、 コミュニケーションやチームワーク、協調性が重要とされています。
最近関心を持ったこと
無理に航空ニュースを選ぶ必要はありません。
自分が本当に興味を持ち、 「なぜ気になったのか」「自分はどう考えているか」 まで説明できるテーマを選びましょう。
テーマ例
- 航空・空港に関するニュース
- ドローンなど航空技術に関する話題
- 情報セキュリティ
- 自然災害や防災
- 学校で学んでいる分野
- 継続して取り組んでいる趣味や活動
航空関係の話題を書けば有利になるわけではありません。 自分が説明できないニュースを無理に選ぶより、 本当に関心を持っているテーマを選びましょう。
面接カードを書くときの3つのポイント
1.抽象的な言葉だけで終わらせない
「責任感があります」 「協調性があります」 と書くだけでは、その強みが本当にあるのか伝わりません。
必ず、 その強みが表れた具体的な行動 とセットで書きましょう。
2.面接で聞かれて困ることを書かない
面接カードに書いた内容は、 深掘りされる可能性があります。
- 責任感を発揮した具体的な場面は?
- そのとき何を考えた?
- うまくいかなかったことは?
- 周囲からどう評価された?
- 航空保安業務でどう活かせる?
ここまで答えられる内容をカードに書くのが理想です。
3.面接カード全体で矛盾を作らない
一つひとつの文章だけでなく、 カード全体から見える人物像も確認してください。
例えば、自己PRで「周囲との協調を大切にしている」と書いているのに、 他の項目では周囲と相談せず一人で判断した話ばかりでは、 読み手には違和感が残ります。
完成したら、一項目ずつ見るのではなく、 最初から最後まで通して読んでみる ことが大切です。
面接カードが完成したら声に出して答える
面接カードを書き終えたら、 そこで準備終了ではありません。
完成後にやること
- 面接カードを最初から読み直す
- 「なぜ?」「具体的には?」と聞かれそうな場所を探す
- 実際に声に出して答える
- 詰まった部分を修正する
- もう一度声に出して確認する
書く → 話す → 詰まる → 直す → もう一度話す
面接カードと口頭回答を別々に作るのではなく、 行き来しながら一緒に仕上げていきましょう。
最終チェック
- 航空保安大学校を志望する理由が伝わる
- 航空情報科・航空電子科を選ぶ理由が伝わる
- 抽象的な長所だけで終わっていない
- 自分が実際に経験した内容を書いている
- 質問されても詳しく説明できる
- 各項目に矛盾がない
- 誤字・脱字・変換ミスがない
書けたけれど「これでいいのか」がわからない方へ
ここまでの手順を使えば、 面接カードは自分でも作成できます。
一方で、実際に書いてみると、 次の段階で止まる人も少なくありません。
- 志望動機がありきたりに見える
- 自分の強みが伝わっているかわからない
- エピソードの選び方が合っているかわからない
- どこを深掘りされるのかわからない
- 第三者から客観的に見てもらいたい
公務員採用.jpでは、 航空保安大学校を受験する方向けに 面接カード・口頭回答の添削サポート を行っています。
書いた内容が
「面接で伝わるか」を確認したい方へ
- 面接カードを客観的に確認
- 志望動機・自己PRを添削
- 質問への口頭回答も確認
- 深掘りされそうなポイントを整理
まずはこの記事を使って自分で作成してみてください。 そのうえで第三者に確認してほしい場合の選択肢として利用できます。
航空保安大学校の面接カードでよくある質問
2026年度の面接カードはいつ公開されますか?
2026年度は10月14日(水)9時から 11月19日(木)17時までダウンロードできます。
第1次試験の合格後から準備しても間に合いますか?
面接カードを埋めるだけなら可能ですが、 志望動機や経験を整理して深掘り質問まで準備するには時間が必要です。 第1次試験後から少しずつ材料を整理しておくと余裕があります。
特別な実績がなくても大丈夫ですか?
大きな実績は必要ありません。 学校生活や部活動、アルバイトなどで、 何を考えてどう行動したのかを具体的に整理することが大切です。
航空関係のニュースを書いた方が有利ですか?
航空分野に詳しいかどうかによる有利・不利はないと 航空保安大学校が案内しています。 無理に航空ニュースを選ぶ必要はありません。
面接カードは添削してもらった方がいいですか?
必須ではありません。 まずは自分で作成し、声に出して回答するところまで進めましょう。 自分では判断できない場合に、学校の先生や第三者へ確認してもらう方法があります。
航空保安大学校の面接カードは「話すこと」まで考えて作ろう
- 2026年度の面接カードは10月14日から公開
- 前年までの項目を使って事前準備できる
- 志望動機は仕事内容と自分の経験をつなげる
- 活動経験は実績より考え方・行動を具体的にする
- 書いた内容を深掘りされることまで想定する
- 完成後は必ず声に出して回答してみる
面接カードを作る目的は、 上手な文章を書くことではありません。
なぜ航空保安職員を目指すのか。 自分にはどんな経験や強みがあるのか。
これらを整理し、 面接本番で自分の言葉として話せる状態にしていきましょう。

公務員採用.jp
江本 浩大 Kodai Emoto
公務員試験の指導を14年間やっています。
新卒で大手公務員試験予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として9年目。
2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。
