AERONAUTICAL SAFETY COLLEGE
航空保安大学校の
ボーダーライン
航空情報科と航空電子科では、一次試験に必要な点数が大きく異なります。 最新の合格最低点から、何点を目指すべきか確認しましょう。
航空保安大学校のボーダーラインは、航空情報科と航空電子科で大きく異なります。
2025年度の一次試験合格点は、航空情報科が404点、航空電子科が211点でした。
同じ試験でも200点近い差があるため、志望区分に分けて考えることが重要です。
この記事では、過去の合格最低点に加えて、素点から標準点を計算できるシミュレーションも掲載しています。
航空保安大学校のボーダーライン
航空保安大学校学生採用試験の合格最低点を、試験区分別にまとめました。
2026年度の試験結果はまだ公表されていないため、2025年度が最新の確定値です。
航空情報科の合格最低点
| 年度 | 一次試験 | 最終合格 |
|---|---|---|
| 2025年度 | 404点 | 546点 |
| 2024年度 | 372点 | 546点 |
| 2023年度 | 299点 | 530点 |
| 2022年度 | 383点 | 505点 |
| 2021年度 | 345点 | 514点 |
航空情報科の一次ボーダーは、過去5年間で299〜404点です。
2025年度は404点まで上昇し、過去5年間で最も高いボーダーとなりました。
航空電子科の合格最低点
| 年度 | 一次試験 | 最終合格 |
|---|---|---|
| 2025年度 | 211点 | 416点 |
| 2024年度 | 332点 | 472点 |
| 2023年度 | 150点 | 272点 |
| 2022年度 | 215点 | 409点 |
| 2021年度 | 215点 | 434点 |
航空電子科の一次ボーダーは、過去5年間で150〜332点です。
2025年度は211点で、前年の332点から大幅に下がりました。
ここが重要
ボーダーは固定されていません。採用予定数や受験者の成績によって、 年度ごとに100点以上変動する場合があります。
航空保安大学校のボーダーを計算する
基礎能力試験と学科試験の正解数を入力すると、標準点の合計を試算できます。
受験年度と試験区分を選び、自己採点した点数を入力してください。
入力する点数
基礎能力試験は40点満点、学科試験は26点満点です。
ボーダーライン試算ツール
素点から平均点・標準偏差・配点比率を使って標準点を算出し、登録した合格ラインと比較します。
標準点 = 10 × 配点比率 × (15 × (X−M)/A + 50)
01区分・年度を選ぶ
年度別の登録値を使用します02素点を入力
03合格ラインと比較
地域別・年度別の登録値| 読み込み中 |
平均点・標準偏差の数値を確認・編集する
この画面での変更は一時的です。恒久的に変更する場合は、WordPress管理画面の「公務員試験ツール」から保存してください。
試算結果は、選択した年度の平均点・標準偏差・配点比率を使って算出します。 実際の合否を保証するものではありません。
素点では何点取れば合格できる?
標準点だけを見ても、自分が何問正解すればよいのかは分かりにくいですよね。
2025年度の平均点と標準偏差を使い、ボーダー付近になる素点を確認します。
航空情報科は6割程度が目安
標準点の合計:約407点
基礎能力試験24問、学科試験17問の場合、標準点は約407点です。
合計では41問正解となり、正答率は約62%です。
2025年度の結果から考えると、航空情報科は全体で6割程度が一つの目安になります。
航空電子科は基準点付近でも一次合格
標準点の合計:約213点
基礎能力試験13問、学科試験8問の場合、標準点は約213点です。
2025年度は、学科試験が基準点ぎりぎりでも一次合格できる水準でした。
とはいえ、航空電子科のボーダーは2024年度に332点まで上がっています。
次年度も200点前後になるとは限らないため、3割を目標にするのは危険です。

年度による変動を考えると、どちらの区分も最低6割を目標に勉強しておきたいですね。
航空保安大学校は標準点で合否を決める
航空保安大学校の合否は、正解数をそのまま合計した素点では決まりません。
平均点と標準偏差、試験ごとの配点比率を使って算出する「標準点」で決まります。
標準点の計算式
10 × 配点比率 ×{15 ×(X − M)÷ σ + 50}
- X
- 受験者の素点
- M
- 試験種目の平均点
- σ
- 試験種目の標準偏差
試験種目ごとに小数点以下を切り捨てます。
同じ20問正解でも、問題が難しく平均点が低い年度ほど標準点は高くなります。
そのため、ボーダー404点を「満点の何%」と単純計算することはできません。
学科試験の配点は基礎能力試験の2倍
学科試験の配点比率は2/4で、基礎能力試験の2倍です。
一次合格を目指すなら、数学・英語・物理を優先して得点を伸ばす必要があります。
航空情報科
数学13問+英語13問
航空電子科
数学13問+物理13問
平均点・標準偏差の推移
標準点の計算に使われる平均点と標準偏差を、直近3年間でまとめました。
航空情報科
| 年度 | 基礎能力試験 | 学科試験 | ||
|---|---|---|---|---|
| 平均点 | 標準偏差 | 平均点 | 標準偏差 | |
| 2025 | 24.226 | 5.600 | 14.811 | 4.954 |
| 2024 | 23.066 | 5.088 | 15.634 | 5.073 |
| 2023 | 23.096 | 5.680 | 15.986 | 5.350 |
航空電子科
| 年度 | 基礎能力試験 | 学科試験 | ||
|---|---|---|---|---|
| 平均点 | 標準偏差 | 平均点 | 標準偏差 | |
| 2025 | 24.226 | 5.600 | 14.050 | 5.209 |
| 2024 | 23.066 | 5.088 | 17.737 | 5.311 |
| 2023 | 23.096 | 5.680 | 18.306 | 5.140 |
基礎能力試験の平均点と標準偏差は、両区分共通です。
学科試験は出題内容が異なるため、区分ごとに平均点と標準偏差が設定されます。
足切りとなる基準点
航空保安大学校学生採用試験には、試験種目ごとに基準点があります。
一つでも基準点を下回ると、合計点がボーダーを超えていても不合格です。
人物試験はA〜Eの5段階で評価され、DまたはE評価になると不合格です。
身体検査と身体測定は得点化されず、合否のみを判定します。
「ボーダー」と「足切り」は別です
基準点は受験者全員に求められる最低条件です。 基準点を超えただけで、必ず一次合格できるわけではありません。
ボーダーを踏まえた勉強方針
航空情報科は、学科試験を中心に全体で6割以上を目標にしましょう。
2025年度は約6割でもボーダー付近なので、余裕を持つなら7割が目標です。
航空電子科は低いボーダーが続いていますが、年度による変動が大きくなっています。
基準点ぎりぎりを狙わず、こちらも学科試験を中心に6割以上を目指してください。
合格に向けた優先順位
- 学科試験を優先する 配点比率が2/4と最も高いため
- 基準点を確実に超える 苦手科目でも3割未満にしない
- 過去問で時間配分を確認する 本番と同じ時間で解いてみる
- 面接対策も早めに始める 一次試験後からでは準備期間が短い
航空保安大学校のボーダーに関するFAQ
何割取れば一次試験に合格できますか?
航空情報科は6〜7割、航空電子科も安全を考えるなら6割以上が目標です。
年度によって平均点やボーダーが変わるため、必要な正答率は固定されていません。
ボーダーが低ければ3割でも大丈夫ですか?
2025年度の航空電子科は、3割程度でも一次合格できる水準でした。
でも、2024年度は332点まで上昇しています。3割を目標にするのは危険です。
ボーダー計算の結果が合格点以上なら合格ですか?
シミュレーションは、過去の平均点と標準偏差を使った試算です。
基準点や採用予定数、同年度の受験者成績によって、実際の合否は変わります。
一次試験の点数は最終合格にも影響しますか?
一次試験の得点は、人物試験の標準点と合計して最終合格者の決定にも使われます。
一次をぎりぎりで通過すると、人物試験で高い評価を取る必要があります。
航空保安大学校のボーダーまとめ
この記事のまとめ
- 2025年度の一次ボーダーは航空情報科404点
- 航空電子科の一次ボーダーは211点
- 合否は素点ではなく標準点で決まる
- 学科試験の配点は基礎能力試験の2倍
- 基礎能力12点、学科8点が基準点
- 安定して合格を狙うなら6〜7割を目指す
航空保安大学校のボーダーは、年度や試験区分によって大きく変動します。
前年の最低点だけを目標にせず、学科試験を中心に得点力を伸ばしましょう。
航空保安大学校の対策を進める
出典: 人事院「2025年度 航空保安大学校学生採用試験 合格点及び平均点等一覧」
試験内容: 国土交通省 航空保安大学校

公務員採用.jp
江本 浩大 Kodai Emoto
公務員試験の指導を14年間やっています。
新卒で大手公務員試験予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として9年目。
2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。
