この記事では、東京消防庁消防官採用試験一類の論文テーマ(過去問)を紹介します。
- 東京消防庁三類(高卒)の作文はこちら。
論文試験の文字数や対策方法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
東京消防庁消防官採用試験一類 論文試験のテーマ(過去問)
東京消防庁消防官採用試験一類における論文試験のテーマ(過去問)を紹介します。
2023(令和5)年度のテーマ
一類(第1回) | 消防職員の使命についてあなたの考えとその達成に向けてあなたができることを述べよ。 |
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一類(第2回) | 東京消防庁の職員に求められる倫理観や規律の遵守が求められる理由についてあなたの考えを述べよ。 |
2022(令和4)年度のテーマ
一類(第1回) | 都民から信頼される消防官となるために、あなたが実践することを具体的に述べよ。 |
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一類(第2回) | 今後の社会情勢をふまえ質の高い行政サービスを提供するために、消防官としてあなたが取り組むことを述べよ。 |
2021(令和3)年度のテーマ
一類(第1回) | デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現が人間社会にどのような影響を与えるのか、あなたの考えを具体的に述べなさい。 |
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一類(第2回) | 実施なし |
2020(令和2)年度のテーマ
一類(第1回) | 【資料】から傾向を読み取り、行政機関が発信する情報を都民に広く周知するための効果的な方法を考え、具体的に述べなさい。 |
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一類(第2回) | 社会人として必要なものを3つ挙げ、それを身につけるためにあなたが今後どう取り組んでいくのか具体的に述べよ。 |
2019(令和元)年度のテーマ
一類(第1回) | 【資料】から読み取れる課題と対応策について、あなたの考えを具体的に述べなさい。 |
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一類(第2回) | 詳細不明 |
東京消防庁消防官採用試験一類 論文試験対策に役立つ情報
東京消防庁消防官採用試験一類の論文試験対策に役立つ情報をまとめています。
これからの論文対策で必要な情報ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
論文の試験時間は?
論文の試験時間は90分(1時間30分)です。
制限時間内で文章を適切に構成し、要点を明確に伝えることが重要です。また、普段から時間配分を意識して書く練習をしてください。
論文の文字数制限は?
論文の文字数は800字以上、1200字以内です。
文字数は少なすぎると減点、もしくは採点されない場合もあるため注意してください。知識や語彙が乏しいと多くの文字を書くのは難しいので、普段から語彙力も増やしておくといいでしょう。
論文は何文字くらい書けばいいですか?
論文は8割以上書きましょう。最大字数は1,200字なので960字程度です。
文字数は誰が見ても一発でわかる評価基準なので、極端に文字数が少ないと減点もしくは採点不可の判定を受けることになるんですよね。
論文の配点は?
論文の配点は非公開です。
しかし、過去のデータから全体の2割〜3割を占めている可能性が高いです。事実、教養試験の点数が高い人よりも低い人の方が合格する逆転現象が頻繁に見受けられるんですよね。
このようにかなり重要だとわかるはずです。実際、教養試験の点数が低い方が合格していることからも論文の重要度は高いと言えるでしょう。
論文対策はいつから始めればいいでしょうか?
論文対策は試験日の3ヶ月前から始めましょう。
論文を正しく書けるようになるには、以下の知識を身につける必要があるからです。
- 課題の把握力(読解力)
- 文章構成力
- 表現力
- 語彙力
- 漢字(日本語)の知識
これらの力は短期間で身につくものではありません。語彙力や漢字の知識くらいなら1ヶ月でも何とかなりますが、他の力を短期間で身につけるのは厳しいです。
①書き方を勉強する
↓
②実際に書いてみる
↓
③添削を受けて、弱点を知る
↓
④何度か繰り返す(最低でも3回)
こういった順番で勉強することになるので、やはり最低でも3ヶ月は必要だと思って学習スケジュールを組んでみてください。
論文対策でオススメの参考書は?
『よくわかる! 公務員試験(中・上級)のための論作文術』がオススメです。
模範解答をもとに良い例、悪い例を学べます。
最初は模範解答を参考にしながら「良い型」を身につけてください。最終的には模範解答をそのままコピーするのではなく、自分なりの表現方法やアイデアを加えてオリジナリティを出せるようにしましょう。
![](https://koumuin-saiyo.jp/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
論文で落ちる人の特徴は?
論文で落ちる人は、答案を書いたら書きっぱなしの人です。
論文試験で落ちる人ほど、書いたら書きっぱなしってことが多いんですよね…。論文を書いて誰にも見せないというのは、問題を解いても答え合わせをしないのと同じことです。
正解不正解がわからないまま対策を続けても成績は伸びないので、書いた答案は必ず添削してもらいましょう。
学生なら学校の先生、社会人なら予備校やオンライン添削サービスなど、方法はたくさんありますよ。
以上、東京消防庁消防官採用試験一類の論文についてでした。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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