【速報】2025年度税務職員採用試験の申込者数が2年連続で減少!

【2025年度】税務職員採用試験の応募状況

2025年度(令和7年度)税務職員採用試験を受験するみなさん、こんにちは!

2025年7月31日、人事院から今年度の申込状況が発表されました。

さっそく結論からお伝えすると、申込者数は昨年度からさらに減少し、2年連続で大幅な減少となりました。

「ライバルが減った」とも言えるこの状況は、真面目に努力を続けてきた受験生にとって、大きなチャンスです。

この記事では、最新のデータを分析し、みなさんが今やるべきことを具体的にお伝えします。

目次

【速報】令和7年度 税務職員採用試験の申込者数が確定!

まずは、気になる申込者数の推移から見ていきましょう。

人事院の発表によると、2025年度の税務職員採用試験の申込者数は、全国で3,551人でした。

全国の申込者数は3,551人!2年連続で大幅に減少

  • 2023年度:4,952人
  • 2024年度:4,289人(前年度から -13.4%
  • 2025年度:3,551人(前年度から -17.2%)

このように、申込者数は2年連続で大きく減少しており、特に今年は下げ幅がさらに大きくなっていることがわかりますね。


税務職員採用試験の実施結果は下記の記事で詳しくまとめています。

なぜ申込者数は減っている?近年の動向を分析

「どうしてこんなに申込者が減っているの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

これには、主に2つの背景が考えられます。

要因1:少子化による高卒者人口の減少

一つ目は、日本の少子化の影響です。

税務職員(高卒程度)の主な受験者層である10代後半〜20代前半の人口そのものが減少しているため、それに伴い、受験者数も自然と減少していると考えられます。

要因2:就職先の多様化と民間企業の採用増

二つ目は、民間企業の採用意欲が高まっていることです。

近年、多くの企業が高卒採用を増やしており、給与や待遇の改善も進んでいます。そのため、公務員以外の選択肢が増え、人材が分散している状況です。

しかし、これは決して「税務職員の仕事の魅力がなくなった」ということではありません。

国の財政を支えるという使命感や、安定した身分保障は、民間企業にはない大きな魅力です。ライバルが減っている今だからこそ、狙い目だと言えるでしょう。

地域別の申込状況から見るライバルたち

次に、自分が受験するエリアに、どれくらいのライバルがいるのか確認してみましょう。

【2025年度 申込者数 上位3地域】

  1. 関東甲信越:1,000人
  2. 九州:691人
  3. 近畿:629人

やはり大都市圏を抱える「関東甲信越」「九州」「近畿」ブロックは申込者数が多く、激戦区と言えそうですね。

とはいえ、どの地域も昨年度より申込者数は減少しています。大切なのは、周りの人数に惑わされず、自分がやるべきことに集中することです。

地域申込者数
北海道116
東北275
関東甲信越1000
東海北陸345
近畿629
中国309
四国140
九州691
沖縄46
合計3551

ライバル減は絶好のチャンス!1次試験合格へ今すぐやるべき3つのこと

ここまで見てきたとおり、今年の税務職員採用試験は、間違いなく「チャンス」の年です。

一次試験の筆記試験は、9月7日(日)

残された時間で合格を確実なものにするため、今すぐ取り組むべきことを3つに絞ってご紹介します。

1. 判断・数的推理の「基本問題」を完璧にする

基礎能力試験の中でも、特に出題数が多く、合否を分けるのが「数的処理(判断推理・数的推理)」です。

「応用問題が解けない…」と焦る気持ちはわかりますが、今から新しい解法をいくつも覚えるのは非効率的です。

大切なのは、誰もが正解してくるような「基本問題」を絶対に落とさないこと。お手持ちの参考書や過去問題集で、A〜Bランクの問題を繰り返し解き、解法パターンを身体に染み込ませましょう。


基礎能力試験の具体的な勉強方法は下記の記事で解説しています。

2. 文章理解(英語含む)で毎日長文に触れる

文章理解は、国語と英語で合計10問程度出題される重要な得点源です。

この科目は、直前に詰め込むよりも、毎日少しずつでも長文に触れて「読解力」を維持することが効果的です。

1日1問で構いません。時間を計りながら問題を解くことで、本番でもスピーディーかつ正確に要旨を捉える感覚を養っておきましょう。

3. 試験本番と同じ時間配分で過去問を解く

そして、最も重要なのが「本番のシミュレーション」です。

税務職員採用試験は、1時間30分という短い時間で40問を解かなければなりません。

「時間が足りなくて、得意な科目までたどり着けなかった…」という事態が一番もったいないです。直前期の今こそ、時間を厳密に計って過去問を解く練習をしてください。

「どの科目から解くか」「1問に何分までかけるか」といった自分なりの戦略を立てておくだけで、本番の焦りは大きく減らせます。


過去3年間の過去問を下記の記事でまとめています。活用しましょう!

まとめ:努力が報われるチャンスは今!

今回は、令和7年度の税務職員採用試験の申込状況と、直前期にやるべきことを解説しました。

ポイントのまとめ

  • 申込者数は3,551人と、2年連続で大幅に減少している。
  • ライバルが減っている今年は、合格の大きなチャンス。
  • 一次試験に向けて「基本問題の徹底」「長文慣れ」「時間配分」を意識しよう。

一次試験まで、残り約1ヶ月。 これまで努力を続けてきたあなたにとって、これほどの追い風はありません。1日1日の積み重ねが、合格をグッと引き寄せます。

まずは今日の分の過去問から、早速取り掛かりましょう!

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