【2026年】労働基準監督官の過去問はダウンロードできる?活用法も解説!

【労働基準監督官】過去問と効果的な活用方法

労働基準監督官採用試験の勉強を始めるためには、過去問の活用が非常に重要です。

過去問を解くことで、試験の出題傾向や自身の実力を把握し効率的に学習を進めることができます。

本記事では、労働基準監督官採用試験の基礎能力試験専門試験(多肢選択式)専門試験(記述式)の過去問を扱いやすいPDF形式でまとめています。

過去問の重要性を理解し、最大限に活用することで、合格への一歩を確実に踏み出しましょう。

江本

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目次

労働基準監督官採用試験の過去問はダウンロードできる?

結論から言うと、労働基準監督官採用試験の過去問は、人事院の公式ホームページからダウンロードできます

基礎能力試験専門試験(多肢選択式)の問題冊子や正答表、専門試験(記述式)の課題などがPDF形式で公開されています。

まずは、それぞれの問題や解答をダウンロードして、どんな内容が出されているか実際に見てみましょう。

なお、公式サイトで公開されているのは「問題」と「正答(解答例)」のみです。なぜその答えになるのかという詳しい解説はありません。

江本

そのため、解けなかった問題は自分で参考書などで調べる必要があります。

労働基準監督官採用試験の過去問

労働基準監督官採用試験の過去問を科目別にまとめています。

過去の問題を通じて、出題形式や難易度を確認し、効果的な勉強計画を立てていきましょう。

基礎能力試験の過去問

2025年度基礎能力試験の問題・解答(PDF)
2024年度基礎能力試験の問題・解答(PDF)
2023年度基礎能力試験の問題・解答(PDF)
労働基準監督官採用試験の過去問(基礎能力試験)

労働基準監督官の基礎能力試験の勉強方法は以下の記事で解説しています。

専門試験(多肢選択式)の過去問

労働基準監督A(法文系)

2025年度専門択一の問題・解答(PDF)
2024年度専門択一の問題・解答(PDF)
2023年度専門択一の問題・解答(PDF)
労働基準監督官採用試験Aの過去問(専門試験・多肢選択式)

労働基準監督B(理工系)

2025年度専門択一の問題・解答(PDF)
2024年度専門択一の問題・解答(PDF)
2023年度専門択一の問題・解答(PDF)
労働基準監督官採用試験Bの過去問(専門試験・多肢選択式)

専門試験(記述式)の過去問

労働基準監督A(法文系)

2025年度専門記述の問題(PDF)
2024年度専門記述の問題(PDF)
2023年度専門記述の問題(PDF)
労働基準監督官採用試験Aの過去問(専門試験・記述式)

労働基準監督B(理工系)

2025年度専門記述の問題(PDF)
2024年度専門記述の問題(PDF)
2023年度専門記述の問題(PDF)
労働基準監督官採用試験Bの過去問(専門試験・記述式)

過去10年間(2016年度〜2025年度)の過去問を、以下の記事でもまとめています。あわせて確認してください。

労働基準監督官採用試験の過去問を効果的に活用する方法

過去問は、ただ解くだけでなく、戦略的に活用することで初めてその真価を発揮します。

ここでは、あなたの努力を合格へと繋げるための、効果的な活用法を3ステップでご紹介します。

①実力を確認し、現在地を知る

まずはシンプルに、本番と同じ時間で過去問を解いてみましょう。目的は、現在の実力と合格ラインとの差を客観的に把握することです。

具体的には、過去問を解くことで、以下の3つを明らかにします。

  • A:余裕で解ける問題
  • B:時間はかかるが、なんとか解ける問題
  • C:まったく歯が立たない問題

この結果をもとに、

「Aは維持しつつ、Bの解答スピードを上げる練習をしよう」

「Cは基礎の参考書に戻って復習しよう」

といったように、科目や分野ごとの学習計画が立てられるようになります。

江本

すでに7割取れるなら、残りの時間は面接対策に集中しようという判断もできますね。

②出題傾向を分析し、やらないことを決める

多くの受験生は、参考書に書かれた「重要度」を信じて学習計画を立てがちです。「Aランク=最重要」と疑わず、その分野に多くの時間を費やしてしまいます。

しかし、本当にその学習、正しいでしょうか?

実は、参考書の【重要度】と実際の労働基準監督官採用試験の《出題頻度》は必ずしも一致しません

たとえば、多くの参考書で重要度Aとされている「日本政治」。あなたも一生懸命、勉強しているかもしれません。

財務専門官採用試験の出題傾向
公務員試験 速攻の時事(実務教育出版)より引用

ところが、です。

僕が労働基準監督官の過去10年分の試験を徹底分析したところ、なんとこの「日本政治」分野は一度も出題されていませんでした。

財務専門官採用試験の出題範囲(社会時事)
当サイトが過去10年間の試験問題を独自に分析したデータです。

いかがでしょうか。

あなたが今、貴重な時間と労力をかけているその学習…もしかしたら、合格のためには優先度の低い“出ない分野かもしれません。

もちろん、参考書が無駄だと言うわけではありません。しかし、最短ルートで合格を目指すなら、まずは「やらないこと」を見極める勇気が必要です。

過去問を徹底的に分析することで、本当に時間をかけるべき頻出分野だけにリソースを集中させ、学習を圧倒的に効率化できるのです。


▼以下の記事では、過去10年分の全データを分析し、「本当にやべきこと」と「やらなくていいこと」を完全網羅したデータブックを公開しています。

③総復習に使い、本番力と知識を定着させる

参考書や問題集でインプットした知識が、本当に「使える知識」になっているか。それを確認する最高の機会が、試験直前期の過去問演習です。

特に、本番が近づいたら、試験当日と同じ時間・環境で過去問を解いてみましょう。

これは、独特の緊張感に慣れるための最高のシミュレーションになります。

「参考書では解けたのに、過去問だと意外に解けない…」 そう感じる場合、知識がまだ断片的なままで、自分の頭の中で上手く整理・暗記できていない証拠です。

江本

過去問という「本番形式」で最終チェックをすることで、知識の定着度が飛躍的に高まりますよ。

労働基準監督官採用試験の過去問を有効活用して合格に近づこう!

労働基準監督官採用試験の過去問は、ただ漠然と解くだけでは宝の持ち腐れになってしまいます。

この記事でお伝えした重要なポイントを、最後にもう一度確認しておきましょう。

  • 過去問は「実力測定」「傾向分析」「総復習」の3つの目的で戦略的に使うこと。
  • 参考書の重要度を鵜呑みにせず、実際の出題頻度から「やらないこと」を決める勇気を持つこと。
  • 試験直前期は、本番と同じ環境で解くことで「本番力」を鍛えること。

労働基準監督官採用試験の合格を掴むために大切なのは、がむしゃらに勉強時間を増やすことだけではありません。

むしろ、限られた時間の中でいかに「賢く」勉強できるか、その戦略こそが合否を分けます。

今回ご紹介した過去問の分析と活用法は、そのための最も強力な武器です。

ぜひ、もう一度この記事に掲載した3年分の過去問に戻り、「これは頻出分野か?」「なぜこの選択肢が間違いなのか?」という、これまでとは違う鋭い視点で問題と向き合ってみてください。

その一歩が、あなたを合格へと導く大きな前進となるはずです。 心から応援しています!


▼本記事で解説した「出題傾向の分析」を、全科目・過去10年分にわたって完全網羅した【「出題範囲」完全攻略データブック】を下記記事で限定公開しています。学習の無駄を徹底的に省きたい方は、ぜひご活用ください。


▼その他、労働基準監督官に関する試験情報をまとめています。

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