税務職員採用試験
最新情報・試験対策まとめ
2026年度の日程、採用予定数、受験資格から試験内容・倍率までまとめています。まず試験全体をつかみ、必要な対策へ進んでいきましょう。
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税務職員採用試験の日程
2026年度試験は、おおむね2027年4月の採用に向けて実施されます。まず申込みから最終合格までの流れを押さえましょう。
2026年度の申込期間と試験日
6月12日(金)〜24日(水)インターネット申込み
- 受付開始
- 6月12日(金)9:00
- 受付終了
- 6月24日(水)受信有効
9月6日(日)第1次試験
- 受付開始
- 12:50
- 試験開始
- 13:15
- 終了予定
- 16:55または17:00
10月14日(水)〜23日(金)第2次試験
- 試験日時
- 第1次試験合格通知書で指定
- 土・日曜日
- 実施しない予定
合格発表と受験手続き
| 手続き | 日程 |
|---|---|
| 第1次試験 | 9月6日(日) |
| 正答番号掲載 | 9月7日(月)11:00〜9月14日(月)17:00 |
| 第1次合格発表 | 10月8日(木)9:00 |
| 面接カード | 10月8日(木)9:00〜10月23日(金)17:00 |
| 第2次試験 | 10月14日(水)〜10月23日(金) |
| 最終合格発表 | 11月17日(火)9:00 |
| 成績閲覧 | 12月8日(火)9:00〜2027年1月29日(金)17:00 |
第1次試験に合格すると、人物試験で使用する面接カードも準備します。
合格発表後から始めるのではなく、内容は早めに考えておきましょう。
最終合格から採用まで
税務職員は、最終合格後に採用されると税務大学校の地方研修所へ入校します。
研修を終えてから税務署などで勤務する流れです。
11月17日に最終合格者が発表されます。
採用地域に応じて税務職員として採用されます。
地方研修所へ入校し、全寮制による専門的な研修を受けます。
研修後は原則として採用地域の税務署などで、国税の調査・徴収等の事務に従事します。
税務職員採用試験の採用予定数
2026年度の採用予定数は、全国9地域の合計で約701名です。
採用予定数は合格者数とは異なり、今後変動する場合があります。
全国最多
採用予定
採用予定
採用予定
| 地域 | 採用予定数 |
|---|---|
| 北海道 | 約35名 |
| 東北 | 約45名 |
| 関東甲信越 | 約265名 |
| 東海北陸 | 約80名 |
| 近畿 | 約120名 |
| 中国 | 約45名 |
| 四国 | 約25名 |
| 九州 | 約80名 |
| 沖縄 | 約6名 |
| 合計 | 約701名 |
採用規模は地域によってかなり違います。
倍率を見るときも全国合計だけで判断せず、自分が受験する地域の数字を確認してください。
税務職員採用試験の受験資格
税務職員採用試験には、高校卒業程度という試験レベルとは別に卒業時期による受験資格があります。
高校卒業者・卒業見込み者
2026年4月1日時点で、高校または中等教育学校を卒業した日の翌日から3年を経過していない人が対象です。
2027年3月までに高校または中等教育学校を卒業する見込みの人も受験できます。
国家一般職の高卒者試験は卒業後2年以内が基本ですが、税務職員は卒業後3年以内です。
ここは混同しやすいので注意してください。
高卒認定・高専なども対象になる場合がある
高校卒業者以外でも、人事院が同等と認める人は受験できます。
高専3年修了者や高等学校卒業程度認定試験の合格者などが該当します。
| 対象 | 主な条件 |
|---|---|
| 義務教育修了者 | 2026年4月1日時点で義務教育終了から2年以上6年未満など、所定の条件を満たす人。 |
| 高等専門学校 | 第3学年修了後3年を経過していない人、または2027年3月までに第3学年修了見込みの人など。 |
| 高卒認定試験 | 合格時期や年齢について、人事院が定める条件を満たす人。 |
国籍・欠格条項
日本国籍を有しない人は受験できません。また、国家公務員法第38条に定める欠格条項などに該当する場合も受験できません。
判断に迷う場合は、人事院「税務職員採用試験」公式ページで最新の受験資格を確認してください。
税務職員の仕事内容と採用地域
国税の調査・徴収などを担当する
税務職員は、内国税の賦課・徴収などに関する専門的な仕事を担当します。採用後すぐに税務署で実務を始めるわけではありません。
税務大学校の地方研修所へ入校し、原則として全寮制で税法や会計などを学びます。
原則として採用地域の税務署などで、国税の調査・徴収等の業務に従事します。
地域を選んで申し込む
税務職員採用試験は、北海道・東北・関東甲信越など9地域に分かれています。
原則として、採用された地域の税務署などが勤務地です。
| 地域 | 勤務地 |
|---|---|
| 北海道 | 北海道 |
| 東北 | 青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島 |
| 関東甲信越 | 茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・新潟・長野 |
| 東海北陸 | 岐阜・静岡・愛知・三重・富山・石川・福井 |
| 近畿 | 滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山 |
| 中国 | 鳥取・島根・岡山・広島・山口 |
| 四国 | 徳島・香川・愛媛・高知 |
| 九州 | 福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島 |
| 沖縄 | 沖縄 |
税務職員採用試験の試験内容
試験は第1次の基礎能力・適性・作文、第2次の人物試験・身体検査で構成されます。
それぞれ役割が違うので整理しておきましょう。
第1次試験|基礎能力・適性・作文
| 試験種目 | 問題数 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 基礎能力試験 | 40題 | 1時間30分 | 知能20題+知識20題 |
| 適性試験 | 120題 | 15分 | 置換・照合・計算・分類など |
| 作文試験 | 1題 | 50分 | 文章表現力や課題への理解力など |
基礎能力試験は、知能分野20題と知識分野20題の合計40題です。
文章理解7題、課題処理7題、数的処理4題、資料解釈2題が予定されています。
自然科学5題、人文科学8題、社会科学6題、情報1題が予定されています。
適性試験は単純に「解けた問題数」を見る試験ではありません。
誤答や解答を飛ばした問題などは、正解数から減点されます。
配点比率と合格判定
基礎能力試験と適性試験は、正解数そのものではなく、平均点・標準偏差を使って計算した標準点で評価されます。
| 試験種目 | 配点比率 | 判定 |
|---|---|---|
| 基礎能力試験 | 5/10 | 標準点 |
| 適性試験 | 2/10 | 標準点 |
| 人物試験 | 3/10 | 標準点 |
| 作文試験 | ― | 合否判定のみ |
| 身体検査 | ― | 合否判定のみ |
配点だけを見ると、基礎能力試験が全体の半分を占めます。
筆記対策では、まず基礎能力試験を安定させることが重要です。
作文試験は第1次試験日に実施されますが、第1次合格者だけを対象に評定します。
作文の結果は最終合格の判定に使われます。
作文対策 過去テーマと作文の書き方を見る 50分で最後まで書き切る練習を進めましょう。第2次試験|人物試験・身体検査
| 試験種目 | 内容 |
|---|---|
| 人物試験 | 人柄や対人的能力などについての個別面接。 |
| 身体検査 | 主として一般内科系検査。呼吸器・循環器などについて視診、問診、聴打診を行います。 |
| 性格検査 | 人物試験の参考資料として第2次試験時に実施。 |
人物試験はA〜Eの5段階で評価されます。
最終合格にはA〜Cの評価が必要で、人物試験の配点は全体の3/10です。
人物試験 税務職員の面接対策を見る 志望動機や過去の質問から準備を進めましょう。税務職員採用試験の倍率
2026年度は試験実施途中のため、最終倍率はまだ確定していません。
ここでは直近の2025年度結果を見てみましょう。
人事院公表値。第1次受験者数2,741人÷最終合格者数1,329人=約2.1倍です。
申込者数は3,551人で、申込者を分子にした倍率は2.7倍です。途中で受験しない人もいるため、倍率を見るときは分母を確認しましょう。
| 地域 | 第1次受験者 | 最終合格者 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 90人 | 53人 | 1.7倍 |
| 東北 | 225人 | 91人 | 2.5倍 |
| 関東甲信越 | 796人 | 461人 | 1.7倍 |
| 東海北陸 | 254人 | 144人 | 1.8倍 |
| 近畿 | 401人 | 221人 | 1.8倍 |
| 中国 | 246人 | 91人 | 2.7倍 |
| 四国 | 116人 | 58人 | 2.0倍 |
| 九州 | 575人 | 201人 | 2.9倍 |
| 沖縄 | 38人 | 9人 | 4.2倍 |

僕なら全国平均だけでなく、自分が受ける地域の倍率まで確認します。とはいえ、倍率だけで合否は決まらないので、最終的には必要な得点を取る準備に時間を使いましょう。
税務職員採用試験の過去問
勉強を始めるなら、最初に本番の問題を見ておきましょう。
今の段階で解けるかより、何をどのレベルまで勉強するかを知ることが目的です。
適性試験は120題を15分で処理します。形式を確認した後は、本番と同じ時間を測って練習してください。
税務職員採用試験の対策の進め方
税務職員は筆記、適性、作文、面接と準備するものが複数あります。優先順位を決めて、少しずつ並行して進めるのが基本です。
基礎能力・適性・作文の形式を確認します。まず「何が出るのか」を知ってから教材を選びましょう。
配点比率は5/10です。数的処理や課題処理など、得点につながる分野から反復します。
一度に長時間やるより、形式を覚えて速さと正確さを少しずつ高める練習が向いています。
テーマに対する考えと具体例を整理し、50分で最後まで書き切る練習を重ねます。
税務職員を志望する理由や経験を整理します。筆記後にゼロから始めないよう、早めに材料を準備しましょう。
税務職員採用試験のよくある質問
高校3年生でも税務職員採用試験を受験できますか?
はい。2026年度は、2027年3月までに高校または中等教育学校を卒業する見込みの人も受験できます。
高校卒業後は何年まで受験できますか?
2026年度は、2026年4月1日時点で高校等卒業後3年を経過していない人が対象です。具体的には2023年4月1日以降に卒業した人が該当します。
専門試験はありますか?
ありません。第1次試験は基礎能力試験、適性試験、作文試験です。税法や会計などの専門試験を受験するわけではありません。
適性試験は間違えると減点されますか?
はい。2026年度の合格者決定方法では、誤答、二つ以上マークした解答、解答を飛ばした問題などは、その数だけ正解数から減点するとされています。
作文試験は第1次試験の合否に使われますか?
第1次合格者は基礎能力試験と適性試験で決まります。作文は第1次合格者を対象に評定し、最終合格の判定に使用されます。
国家一般職(高卒)と両方受験できますか?
2026年度はどちらも第1次試験が9月6日に行われるため、両方を受験することはできません。複数の試験を申し込まないよう案内されています。
採用されたらすぐ税務署で働きますか?
まず税務大学校の地方研修所に入校し、約12か月間の研修を受けます。その後、原則として採用地域の税務署などへ配属されます。
過去問は人事院が公開していますか?
はい。人事院の国家公務員試験採用情報NAVIでは、税務職員採用試験の2023年度以降の試験問題を掲載しています。
出典・公式情報
- 人事院|税務職員採用試験
- 人事院|2026年度 税務職員採用試験 採用予定数
- 人事院|2026年度 税務職員採用試験の合格者の決定方法
- 人事院|2025年度 税務職員採用試験区分別実施状況
- 国税庁|税務職員採用案内
情報確認日:2026年9月3日。日程、受験資格、試験内容、採用予定数は2026年度の人事院公式情報を基準に掲載しています。採用予定数や試験実施情報は変更される場合があります。
税務職員採用試験の記事一覧

公務員採用.jp
江本 浩大 Kodai Emoto
公務員試験の指導を14年間やっています。
新卒で大手公務員試験予備校に就職→公務員課で5年間勤務、在職中に公務員試験を受験するも不合格→退職→公務員試験の勉強→国立大学法人、政令市、市役所に合格→現在、某大学の職員として9年目。
2018年6月からサイトを運営中。普段はカフェで珈琲飲んでます。





