>noteでも有益情報を配信中!

【2026年受験対策】税務職員(高卒)の内容(一次・二次試験)

税務職員採用試験を受験しようと思っても、何を準備すればいいか正直わからない…という方は多いと思います。

「どんな試験があるの?」
「筆記試験だけ対策すればいいの?」
「何から始めればいいかわからない…」

そんな不安を抱えたまま試験当日を迎えるのは避けたいですよね。

税務職員採用試験は、筆記試験だけでなく、作文試験や人物試験(面接)、さらには身体検査まで含めて総合的に評価される採用試験です。

特に筆記試験(基礎能力試験)は、数的処理や判断推理など対策に時間がかかる分野も多いため、早めに試験全体の流れを把握して準備を進めることが重要になります。

この記事では、税務職員採用試験の試験内容や配点、各試験の特徴まで、はじめて受験する人向けにわかりやすく解説します。

試験の全体像を正しく理解して、合格への戦略を立てるための資料として活用してください。

江本

江本です!Xnoteもやってます!【無料相談自己紹介】はこちら。

目次

税務職員|採用試験の概要

税務職員採用試験の試験概要をまとめました。

試験日程や採用予定数など、受験前に確認しておきたい内容を一覧で確認できます。

募集要項配布インターネットにて実施
出願期間6月12日(金)9:00〜6月24日(水)受信有効
試験日程一次試験9月6日(日)
二次試験10月14日(水)〜10月23日(金)
受験資格年齢制限高校等卒業後3年を経過していない者、及び卒業見込みの者
生年月日2023(令和5)年4月1日以降に卒業した者が対象
採用予定北海道約35名
東北約45名
関東甲信越約265名
東海北陸約80名
近畿約120名
中国約45名
四国約25名
九州約80名
沖縄約6名
筆記試験基礎能力40題 / 1時間30分
適性試験120題 / 15分
作文試験1題 / 50分
人物試験等個人面接人柄、対人的能力などについての個別面接
身体検査主として一般内科系検査
税務職員採用試験の概要(2026年実施)

上記はあくまで試験の全体像です。

具体的な試験内容や対策は、次のセクションで詳しく解説します。

税務職員|採用試験の内容

税務職員採用試験は、一次試験・二次試験で構成される二段階選抜方式です。

一次試験では筆記試験による基礎的な知識・技能や事務処理能力を確認し、二次試験では人物試験や身体検査を通して、公務員としての人物面や適性を評価します。

選考試験種目
一次試験基礎能力試験
適性試験
作文試験
二次試験人物試験(個人面接)
身体検査
*税務職員採用試験の概要(2026年実施)

ここでは、一次試験・二次試験の内容や傾向をそれぞれ解説します。

一次試験の内容

税務職員採用試験の一次試験は、「基礎能力試験」「適性試験」「作文試験」が課されます。

基礎能力試験

税務職員採用試験の基礎能力試験は、公務員として必要な「基礎的な能力(知能及び知識)」や「論理的に考える力」を測るための筆記試験です。

教養試験と呼ばれることもあり、特別な専門知識というより、「文章を正しく読み取れるか」「迅速に計算できるか」といった基礎力が問われます。

対象区分税務
試験時間90分
問題数40問
レベル高校卒業程度
解答方法択一式(マークシート)
出題範囲一般知能
┗数的推理、判断推理、資料解釈、文章理解

一般知識
┗社会科学、人文科学、自然科学、情報
2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

まずは過去問を3〜5年分解き、どの分野が頻出なのかを把握することが重要です。特に、数的処理や判断推理、社会科学は毎年多く出題されるため、優先的に対策すると効率的です。

参考書で解法を学んだら、すぐに問題演習で確認し、間違えた問題を繰り返し復習しましょう。

1日30分でも継続して取り組むことで、少しずつ安定して得点できるようになります。

なお、詳しい出題傾向や勉強方法は以下の記事を参考にしてください。

適性試験

税務職員採用試験の適性試験は、公務員として働くうえで必要な「速く正確に事務処理を行う能力」を確認するための試験です。

知識を問うというより、短時間で正確に作業できるかを見る検査に近い内容となっています。

対象区分税務
試験時間15分
問題数120問
出題内容置換・照合・計算・分類
* 2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

問題そのものは難しくありませんが、問題数が多く、スピードと集中力が重要です。

そのため、対策では「難問を解く」というより、実際の形式に慣れて処理速度を上げることがポイントになります。

なお、詳しい内容や対策方法は、以下の記事を参考にしてください。

作文試験

税務職員採用試験の作文試験は、文章による表現力や、課題に対する理解力などを確認するための試験です。

単に文章が上手かを見るのではなく、「課題に対して自分の考えを整理し、論理的に伝えられるか」が重視されています。

対象区分税務
試験時間50分
文字数600字程度
問題数1題
* 2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

限られた時間内で書き切るためには、最初に構成(序論→本論→結論)を固めてから書き始めることが重要です。

時間配分を意識し、少なくとも一度は50分で書き切る練習をしておきましょう。まずは過去テーマで1本書いてみて、自分の型を作ることから始めてください。

なお、過去の出題テーマや評価基準は、以下の記事を参考にしてください。

二次試験の内容

税務職員採用試験の二次試験は、人物試験(個人面接)と身体検査が課されます。

人物試験(面接)

税務職員採用試験の人物試験では、志望動機や自己PRを通じて、国家公務員としての人柄や対人的能力などを評価します。

筆記試験では分からない「一緒に働ける人物か」という点を見極める目的で実施されます。

対象区分税務
実施形式個人面接
試験時間20分程度
面接官3人
* 2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

内容の完成度だけでなく、「自分の言葉で伝えられているか」も重要な評価ポイントです。

志望動機やガクチカは暗記するのではなく、自身の経験やエピソードと結び付けて話せるように準備しておきましょう。想定質問に対して、声に出して答える練習を重ねることで、伝わりやすい表現や話し方が身についていきます。

なお、過去の質問項目や対策方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

身体検査

税務職員特有の試験として、二次試験の際に身体検査が実施されます。

対象区分税務
検査内容主として一般内科系検査
* 2025年実施試験の内容(本年度、同じ試験内容になるとは限りません。)

一般内科系検査では、呼吸器、循環器などの検査項目について、視診・問診・聴打診が行われます。

税務職員|採用試験の配点・選考基準

税務職員採用試験では、試験種目ごとに配点比率が決まっています。そして、最終的には各試験の標準点を合計して合否が決定されます。

「基準点(足切り)」も設定されているため、1科目でも基準を下回ると不合格になる点に注意が必要です。

配点

各試験種目の配点比率は以下のとおりです。

選考試験種目税務職員
一次試験基礎能力試験5/10
適性試験2/10
作文試験
二次試験人物試験(個人面接)3/10
身体検査
*税務職員採用試験の配点比率(2026年実施)
*「*」が付けられている科目は、合否判定のみを行います。

税務職員採用試験では「基礎能力試験」の比重が高く、加えて「適性試験」「人物試験」の得点が評価対象となります。

「作文試験」や「身体検査」は配点こそありませんが、最終合格者の決定において合否の基準として影響します。

基準点

多肢選択式試験(基礎能力試験など)の基準点は、原則として満点の30%です。また、人物試験では「C評価以上」であることが必要となっています。

税務職員採用試験でも「基準点(足切り)」が設定されています。

そのため、1つでも基準点に達しない試験種目がある場合、他の試験の点数が高くても不合格となります。

選考基準(合格者の決定方法)

各試験の選考基準は、以下のとおりです。

一次試験「基礎能力試験」と「適性試験」の成績を総合して決定されます。
*作文試験は、第1次試験合格者を対象に評定し、最終合格者決定に反映します。
二次試験第1次試験合格者のうち、全試験種目の標準点を合計して決定されます。
・その際、人物試験で「A〜C評価」であること
・作文試験で基準点以上であること
・身体検査で合格基準を満たしていること

筆記試験だけでなく、作文試験や人物試験も含めて総合的に評価される仕組みとなっています。

得意な試験で高得点を狙うだけでなく、すべての試験で一定水準以上の結果を出せるよう、バランスよく対策を進めることが大切です。

なお、合格ラインは以下の記事で詳しく解説しています。

税務職員|採用試験に関するFAQ

税務職員採用試験の受験生が抱く共通の疑問にお答えしていきます。

Q1 倍率はどれくらい?

A1.税務職員採用試験の倍率は2~3倍前後で推移しています。

過去数年間の倍率推移は以下のとおりです。

  • 2025年度:2.1倍
  • 2024年度:2.4倍
  • 2023年度:3.0倍
  • 2022年度:3.2倍
  • 2021年度:3.5倍

採用予定数の増減や志願者数の変化によって倍率は左右されるため、見かけの数字だけで難易度を判断することはできません。

また、地域によって倍率に差がある点に注意が必要です。採用予定数の多い地域と少ない地域で競争率が異なることもあります。

そのため、重要なのは全体の倍率ではなく、自分が受験する地域での倍率がどうなっているかという視点です。まずは自分の志望する地域の倍率を確認するところから始めてみましょう。

なお、地域別の詳細は以下の記事でまとめています。

Q2 過去問の入手方法は?

A2.税務職員採用試験の過去問は、人事院ホームページで公開されています。

筆記試験の問題・正答が掲載されているため、まずは実際の問題を解いて出題傾向を確認してみましょう。

特に税務職員採用試験は、「どんな問題が、どの形式で出るのか」に慣れることが重要なので、過去問演習は対策のスタートとして非常に効果的です。

なお、過去問の探し方やおすすめの使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。


江本

対策で悩んだら、公式LINEから気軽に質問してください!

税務職員の合格に向けて対策を始めよう

税務職員採用試験は、筆記試験だけでなく人物試験まで含めて総合的に評価される採用試験です。

特に基礎能力試験では、15科目以上にわたる膨大な範囲に加えて、作文や面接対策も必要になります。そのため、早めに全体像を把握して準備を進めることが重要です。

とはいえ、最初から完璧を目指す必要はありません。

  • 過去問を解いて出題形式に慣れる
  • 頻出分野を優先して学習する
  • 面接や作文も少しずつ準備する

この3つを意識するだけでも、十分にスタートを切れます。

税務職員採用試験は、「特別な才能が必要な試験」というより、計画的に、継続して対策できた人が合格に近づきやすい試験です。

できることから少しずつ取り組み、合格に向けて着実に準備を進めていきましょう。

関連記事

目次