【高卒】国家一般職の合格最低点(ボーダーライン)と平均点

国家一般職ボーダーライン

本記事では、国家一般職(高卒程度)の合格最低点(ボーダーライン)をまとめています。

平均点や合格点を取るコツも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

【高卒】国家一般職の合格最低点(ボーダーライン)

国家公務員採用一般職試験の合格最低点(ボーダーライン)を紹介します。

点数は各試験の素点(正解数)ではなく、平均点や標準偏差を用いて算出する「標準点」として判断されます。

得点についての考え方はこちら。

  • 2024(令和6)年度
  • 2023(令和5)年度
  • 2022(令和4)年度

2024(令和6)年度試験

事務区分の合格最低点

地域一次試験最終合格
北海道213445
東北373527
関東甲信越333503
東海北陸327514
近畿307509
中国326492
四国312509
九州399538
沖縄397579
2024年度国家一般職の合格最低点(事務区分)

標準点換算表(PDF)はこちら。

技術区分の合格最低点

地域一次試験最終合格
北海道343444
東北313429
関東甲信越321422
東海北陸321412
近畿351451
中国336437
四国318419
九州313414
沖縄351498
2024年度国家一般職の合格最低点(技術区分)

標準点換算表(PDF)はこちら。

農業土木区分の合格最低点

区分一次試験最終合格
農業土木284385
2024年度国家一般職の合格最低点(農業土木)

標準点換算表(PDF)はこちら。

林業区分の合格最低点

区分一次試験最終合格
林業252375
2024年度国家一般職の合格最低点(林業区分)

標準点換算表(PDF)はこちら。

2023(令和5)年度試験

データなし

2022(令和4)年度試験

事務区分の合格最低点

地域一次試験最終合格
北海道288
東北357
関東甲信越361
東海北陸350
近畿378
中国381
四国340
九州387
沖縄425
2022年度国家一般職の合格最低点(事務区分)

標準点換算表(PDF)はこちら。

技術区分の合格最低点

地域一次試験最終合格
北海道259
東北239
関東甲信越255
東海北陸239
近畿286
中国263
四国262
九州321
沖縄267
2022年度国家一般職の合格最低点(技術区分)

標準点換算表(PDF)はこちら。

【高卒】国家一般職の平均点と計算方法

国家公務員採用一般職試験の平均点および標準点の計算方法を紹介します。

平均点

事務区分

実施年基礎能力試験適性試験
202417.994
(5.118)
62.824
(21.347)
202319.463点
(5.491)
66.555点
(22.641)
202218.347点
(4.854)
64.157点
(19.892)
国家一般職 平均点(事務)

技術区分

実施年基礎能力試験専門試験
202417.994
(5.118)
13.953
(5.173)
202319.463点
(5.491)
17.001点
(5.659)
202218.347点
(4.854)
20.722点
(6.944)
国家一般職 平均点(技術)

農業土木区分

実施年基礎能力試験専門試験
202417.994
(5.118)
17.078
(6.807)
202319.463点
(5.491)
15.893点
(5.647)
202218.347点
(4.854)
18.494点
(6.609)
国家一般職 平均点(農業土木)

林業区分

実施年基礎能力試験専門試験
202417.994
(5.118)
20.167
(5.683)
202319.463点
(5.491)
19.697点
(6.565)
202218.347点
(4.854)
21.801点
(6.651)
国家一般職 平均点(林業)
  • 全地域共通。
  • (  )は標準偏差。

標準点の計算方法

標準点の計算式は次のとおり。

$$10\times\ 配点比率 \times(15\times\frac{素点-平均点}{標準偏差}+50)$$

配点比率

試験科目事務その他
基礎能力試験$$\frac{4}{9}$$$$\frac{2.3}{9}$$
専門試験$$\frac{4.7}{9}$$
適性試験$$\frac{2}{9}$$
作文試験$$\frac{1}{9}$$
人物試験$$\frac{2}{9}$$$$\frac{2}{9}$$
国家一般職(高卒)の配点比率

【高卒】国家一般職の合格点を取るポイント

国家一般職(高卒)の合格最低点は区分や地域にもよりますが5~6割程度です。

そのため苦手科目や捨て科目があっても問題ありません。むしろ、全部に手をつけて中途半端になるよりも、必要な部分にそって効率よく勉強することが重要です。

効率よく勉強するには次のポイントを意識しましょう。

配点を理解する

国家一般職(高卒)の基礎能力試験は科目数が多く大変ですが、科目ごとの出題数(=配点)に違います。

たとえば、数的推理や判断推理は平均5問の出題があります。一方で、物理や数学は1問しか出ていません。勉強時間は限られているので、同じ時間を使うなら配点の高い科目に使った方が効率的ですよね。

出題数の少ない(=配点が低い)科目にどれだけ時間を使っても総合点は上がりません。少しでも効率よく勉強を進めたいなら、この科目選択が今後の勉強効率を大きく左右しますよ!

詳しくは下記記事をご覧ください。

出題範囲を理解する

問題集や参考書を最初から最後まで勉強してはいけません。なぜなら、無駄な(試験に出ない)部分が多いからです。

  • 数的推理の出題範囲が「速さ」だけと分かっていたら、「確率」や「仕事算」の勉強はしますか?
  • 日本史の出題範囲が「江戸時代」だけだったら、「平安時代」や「鎌倉時代」の勉強はしますか?
  • 物理の出題範囲が「重力」だけだったら、「電磁気」や「波動」の勉強はしますか?

しないですよね。試験に出ないので勉強するだけ時間の無駄です。

勉強ができない、どれだけ時間をかけても点数がとれない、という人は、こういった出題範囲を理解せず(理解したつもりで)勉強しています。

よく出ている分野がある一方でまったく出ていない分野も相当多いです。試験に出ない部分にどれだけ時間をかけて勉強しても点数は伸びないので注意してくださいね。

過去の出題範囲は下記記事でまとめています。

事務・技術

農業土木

林業

【高卒】国家一般職の合格最低点まとめ

国家一般職の合格最低点は、採用人数や問題レベルによって変動するため確かなことはいえませんが、6割程度が一つの目安となります。

効率よく合格点を取るために必要なポイントは次の2つ。

とにかく試験科目は多いので、きちんと出題傾向を理解して効率よく勉強することがポイントになります。やり方を間違えずに正しい道筋(出題傾向)を知り、それに沿って問題を解く。

そうすれば、科目・範囲ともに膨大な教養試験の勉強は、これまでよりずっとラクに合格点を超えるようになると僕は考えます。

まずは科目ごとの出題範囲を理解する。
そこから始めていきましょう!

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